一人じゃない！「多嚢胞性卵巣症候群（PCOS）」を明かしたセレブ6
「自分だけじゃないと知ることはとても大切」彼女たちのメッセージに共感する人も多いはず。
なかなか人に話しにくい体の悩みや病気は、一人で抱え込んでしまいがちなもの。でもセレブの中には、オープンに話し、同じ症状に苦しむ人に勇気を与えたり、認知度を高めようとしたりしている人も。
多嚢胞性卵巣症候群（PCOS）とは、卵胞が発育するのに時間がかかり、排卵しにくくなる疾患のこと。はっきりとした原因はわかっていないものの、男性ホルモンやインスリン量が影響していると考えられており、診断されにくいのが現状なのだそう。
本記事では、多嚢胞性卵巣症候群であることを明かしているセレブをご紹介。彼女たちの言葉に、エンパワーされる人も多いはず。
ヴィクトリア・ベッカム
プライベートをそこまで語るタイプではないヴィクトリアだけれど、多嚢胞性卵巣症候群については過去にオープンにしたことも。
彼女は、第四子ハーパーの妊活中だったときにPCOSだと診断されたそう。当時、＜Now Magazine＞のインタビューに応えた際には、妊娠について聞いてくる周囲への対応について告白。
「出かけると誰かしらに必ず『妊娠した？』って聞かれるんです。始めは笑顔で曖昧に答えていましたが、今では辛い事実を正直に答えています」
「笑顔はそのままで、『実はPCOSによる不妊で悩んでいて、夫と私は不妊治療を受けているです。まだ赤ちゃんはいませんが近いうちには！』みたいな感じでね」
ハルナーム・カウル
モデルでインフルエンサーとして活躍しているハルナーム。
多嚢胞性卵巣症候群により、16歳のときからあごヒゲがあり、「（顔面の髭をすべて伸ばした）フル・ビアードの最年少女性」としてギネス記録の認定も受けたことも。
体毛を剃ったり切ったりすることを禁じるシク教の信者でもあるハルナームは＜Stylist＞に、その胸の内を吐露。
「子どもの頃、雑誌やテレビでは私のような人は見たことがなかったので、メンタルヘルスにも多大な影響がありました」
「自分だけじゃないと知るのはとても大切。私は人と違っても美しいということを伝えたいです」
サーシャ・ピーターズ
ドラマ『プリティ・リトル・ライアーズ』などで知られるサーシャは、第一子を妊娠したときに＜People誌＞で多嚢胞性卵巣症候群であると公表。
「妊娠できたことにとても感謝しています。PCOSと診断され、不安を感じていたので」
「PCOSが原因で妊娠が難しいことはわかっていました。だからこそ子どもを授かったことに感謝しています」
※この翻訳は抄訳です。
Translation: Haruka Thiel
