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2月10日に30歳のバースデーを迎えた女優のエマ・ロバーツ。父は俳優のエリック・ロバーツ、叔母はハリウッドを代表する名女優のジュリア・ロバーツという芸能一家に生まれた彼女が女優を目指すのは、ごく自然なことだったに違いない。シリアスな伝記映画『ブロウ』でスクリーンデビュー後、すぐに子役として頭角を現し、元フィアンセのエヴァン・ピーターズと共演した大ヒットドラマシリーズ『アメリカン・ホラー・ストーリー』でさらに注目を集めた。プライベートでは、昨年8月にパートナーの俳優ギャレット・ヘドランドとの間に第一子となる長男を出産。これを機にまた役の幅が広がるのか、今後のさらなる活躍に期待しつつ、エマが出演した24の映画＆ドラマを一挙振り返り！
『ブロウ』（2001）
1970年代に伝説のドラッグ・ディーラーとなったジョージ・ユングの半生を描いた、ジョニー・デップ主演の『ブロウ』。
10歳のエマは、ジョージ（ジョニー・デップ）とマーサ（ペネロペ・クルス）の娘、クリスティーナ役（幼少期）でスクリーンデビューを果たす。
その後、2004年から放送のドラマ『Unfabulous（原題）』のアディ・シンガー役でブレイク。子役として活躍することに。
『愛しのアクアマリン』（2006）
ヘイリー（ジョジョ）はある日、お母さんの仕事の関係で引っ越すことに。親友のクレア（エマ）と離れたくない彼女は、お母さんの気を変えようと海の神様にお願いする。と、そこにマーメイドのアクアマリン（サラ・パクストン）が現れ……。歌手のジョジョと、女優のサラ・パクストンとともに主演を務めたエマ。
『美少女探偵ナンシー・ドリュー』（2007）
エドワード・ストラッテメイヤーがキャロリン・キーン名義で書いた児童小説『少女探偵ナンシー』が原作。田舎町で名探偵として活躍する女子高生ナンシーは、映画スターの不可解な死の謎の解明に挑む。エマは本作で主演のナンシー・ドリュー役に抜擢される。
『ワイルド・ガール』（2008）
ラブコメ映画『ワイルド・ガール』では、主人公のポピー役を演じたエマ。甘やかされて育ったLAの女子高生ポピーは、母の死後、若いガールフレンドを作る父が許せず、イタズラを繰り返す。ある日、度を越えた嫌がらせが父の怒りを買い、イギリスの名門寄宿学校に転校させられてしまう。厳しい校則や学園のヒエラルキーに嫌気がさして逃げ出そうとするけれど……。
『ホテル・バディーズ ワンちゃん救出大作戦』（2009）
『ウェイバリー通りのウィザードたち』のジェイク・T・オースティンとともに主演を務めたエマ。孤児の姉弟、アンディ（エマ）とブルース（ジェイク）は、ペット嫌いの里親から飼い犬を守るため、たまたま見つけた廃墟となったホテルにかくまうことに。
『ハートボール』（2009）
サム・ロックウェル主演のスポーツコメディ映画。高校時代は男子バスケットボール部の花形選手として活躍していたビル（サム）が、同級生の頼みで女子バスケットボール部のコーチをすることに。
思春期の部員たちとの接し方に悩みながらも、ビルの熱心な指導に、彼女たちも徐々に心を開いていくハートフルな物語。エマ（写真右）は、部員のひとりアビーを好演。
『バレンタインデー』（2010）
『プリティ・ウーマン』（1990）のゲイリー・マーシャル監督がメガホンを取った、ラブコメの名作『バレンタインデー』。10組の男女のそれぞれのバレンタインデーを描いたストーリー。
エマは、ボーイフレンドのアレックス（カーター・ジェンキンス）とバレンタインの日に初体験を済ませようと計画する高校生、グレース役を演じた。
『スクリーム4: ネクスト・ジェネレーション』（2011）
3部作の完結編とされた映画『スクリーム3』の続編。カリフォルニア州の田舎町で発生した連続殺人事件から10年。作家として成功を収めていた生存者のシドニー（ネーヴ・キャンベル）が著書の宣伝のために故郷に戻ると、女子校生2人が惨殺される。
新世代を巻き込み、新たな連続殺人事件が起きはじめる。エマは、前作までの主人公シドニーの従妹、ジル役で出演。
『最低で最高のサリー』（2011）
主人公のジョージ（フレディ・ハイモア）は、絵を描くのと授業をサボるのが好きな、ニヒリストな学生。学校では一匹狼な彼だけど、ひょんなことからクラスメイトのサリー（エマ）と親しくなる。ジョージは明るく奔放な彼女に恋をするが……。NYを舞台に展開する、初々しい2人の恋に、ドキドキすること間違いなし！
『なんちゃって家族』（2013）
しがないマリファナの麻薬密売人、デヴィッド（ジェイソン・サダイキス）は、メキシコから少量の麻薬を運び出す任務を命じられる。
一人で怪しまれずに国境を超えるために、近所に住むストリッパーのローズ（ジェニファー・アニストン）、冴えない少年ケニー（ウィル・ポールター）、そしてホームレス少女のケイシー（エマ）を誘って、4人で偽ファミリー“ミラー家”を装い、メキシコに向かう。
『パロアルト・ストーリー』（2013）
巨匠フランシス・フォード・コッポラの孫で、ソフィア・コッポラの姪、ジア・コッポラの初監督映画『パロアルト・ストーリー』。ジェームズ・フランコによる同名の短編小説集が原作。
サンフランシスコの街を舞台に、思春期の悩みを、繊細なタッチで表現した物語。本作でエマは、ジェームズ・フランコとともに主演に抜擢され、注目を集める。
内気な優等生のエイプリル（エマ）と、彼女が所属するサッカークラブのコーチ、ミスター・B（ジェイムズ）の禁断の恋から目が離せない。
『アメリカン・ホラー・ストーリー: 魔女団』（2013-14）
ライアン・マーフィーとブラッド・ファルチャック企画・製作による大ヒットホラーシリーズ『アメリカン・ホラー・ストーリー』。サラ・ポールソンやジェシカ・ラングなどの実力派俳優が集結し、カルト的人気を誇る。
1800年代と現代の両方を舞台に、魔女とブードゥー教者の対決が描かれるシーズン3『アメリカン・ホラー・ストーリー: 魔女団』に参戦したエマ。メインキャラクターのひとりで、魔女の修行に挑む強気なマディソン役で登場。
『アメリカン・ホラー・ストーリー: 怪奇劇場』（2014-15）
『アメリカン・ホラー・ストーリー』シーズン3で熱演した魔女役で高評価を得たエマは、シーズン4にも出演。2012年から交際をスタートし、2014年に婚約したフィアンセのエヴァン・ピーターズとの共演にも注目が集まった。
1952年、“フリーク”や“モンスター”と呼ばれる人たちの見世物小屋での、さまざまな人間模様が描かれる。そこで生まれ育ったロブスター・ボーイ（エヴァン）は、フリークショーを訪れた詐欺師の弟子、マギー・エスメラルダ（エマ）と恋に落ちる。
『フェブラリィ -悪霊館-』（2015）
カトリック系の女学校に通う生徒のひとりが悪魔に取りつかれるサスペンスホラー映画『フェブラリィ -悪霊館-』（2015）では、キーナン・シプカ、ルーシー・ボイントンとともにトリプル主演を務めた。
『スクリーム・クイーンズ』（2015-16）
『アメリカン・ホラー・ストーリー』のライアン・マーフィー＆ブラッド・ファルチャック、そしてイアン・ブレナンが手がけた風刺的コメディ・ホラードラマ。
名門ウォレス大学の社交クラブ「KKT」のメンバーたちが、クラブの建物に潜む“赤い悪魔”と呼ばれる殺人鬼と立ち向かう。社交クラブの会長で、自己中心的かつ高飛車な金持ちの娘、シャネルを好演。アリアナ・グランデの出演で話題を呼んだシーズン1に続き、病院が舞台のシーズン2にも主演として出演した。
『NERVE/ナーヴ 世界で一番危険なゲーム』（2016）
人気ホラー映画『パラノーマル・アクティビティ3』『パラノーマル・アクティビティ4』で知られるヘンリー・ジュースト＆アリエル・シュルマンが監督を務めた、テクノスリラーアドベンチャー映画。原作は、ジーン・ライアンによる同名の小説。
“プレイヤー”として参加するか、“ウオッチャー”として課金して動画を見るかを選択できる参加型の裏オンラインゲーム「ナーヴ」。奥手な女子高生ヴィー（エマ）も参戦し、次々と指令をクリアして人気者になっていくが、次第に危険で過激な指令が増え……。ハラハラドキドキの展開を今すぐチェックして！
『Who We Are Now（原題）』（2017）
殺人の容疑で逮捕された過去のあるべス（ジュリアンヌ・ニコルソン）は、若い国選弁護人ジェス（エマ）の助けを借り、息子の親権を取り戻そうと奮闘する。エマは、状況を理解しながらもベストを尽くそうと試みる理想家の弁護士を演じた。
『アメリカン・ホラー・ストーリー: 黙示録』（2018）
『アメリカン・ホラー・ストーリー』シリーズのシーズン8『同: 黙示録』は、核戦争が勃発し、滅亡の危機に瀕した世界を描く。シーズン3『同: 魔女団』とストーリー上でクロスオーバーがあるため、エマは再びマディソン役でカムバック。
『ハッピーシェフ! 恋するライバル』（2018）
トロントのリトル・イタリー地区で生まれ育ったニッキー（エマ）とレオ（ヘイデン・クリステンセン）。親が商売敵（ピザ屋）の2人は、ロンドンで修業を積んでいたニッキーが帰省したことを機に少しずつ仲を深める。まさに現代版ロミオとジュリエット！
『Paradise Hills（原題）』（2019）
主人公のユマ（エマ）は、ある朝起きると「パラダイス」と呼ばれる島に閉じ込められていることに気づく。聞くと、反抗的な若い女性が送られるリハビリ施設のような場所で、ユマの場合は彼女の母親が受けてほしいと願っていた結婚のプロポーズを断ったことが理由だと説明される。
SFファンタシースリラー映画の本作では、主役のユマ役に抜擢されたエマ。ミラ・ジョヴォヴィッチやオークワフィナなどの、豪華キャストの迫真の演技も見どころ！
