ケイト・モスの異母妹として知られ、モデルとしても活躍の場を広げているロッティ・モス(26歳)。2014年頃にモデルとしてデビューし、多数の有名雑誌の表紙も飾ってきた。

そんなロッティが、「Lover」と書かれたフェイスタトゥーをSNSで披露したのは2022年12月頃。「キッズへ、お酒は飲まない方がいいよ」という文字と共に公開したほか、2023年春頃からは“関係者”の話として「ロッティはフェイスタトゥーを消そうと考えている」という噂も報じられていた。

「私は一体、誰なの?」

数日前にロッティが新たに公開したTikTok動画では、メンタルヘルスの問題と闘ってきたことや、フェイスタトゥーを入れた理由、そして大切な人たちを遠ざけてしまった過去について本人の口から語られている。

「私は昔から鬱や不安症に苦しんできましたし、依存症の問題もあります。モデルになりこの業界に入ってから、悲しい気持ちになるとアルコールや麻薬に負けてしまっていました。それはほんの最近までずっと続いていたことです。もう今では自分が誰なのか分からないし、自分のことが好きではありません」

そして、友人たちと本当に気が合うのか分からなくなったりと、20代がとても辛いものであることを涙を流しながら明かしたロッティ。顔のタトゥーを入れたことなどから、人生とキャリアに意図して変化を加えたことについても話している。

「顔にタトゥーを入れて、OnlyFans(有料コンテンツ向けSNS)に登録したけど、本当にしたいことだったのかも分からない。当時は本当に悲しい時期だったので、不幸な気持ちにさせてくる業界に反抗したんだと思います。当時は、自分じゃない人になろうと必死でした。だけど、今の自分も好きではない。私は一体誰なの?」
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Dave Benett//Getty Images
2023年12月に撮影されたロッティ・モス。

回復のために歩みだしたロッティ

仲が良いとされていたケイト・モスとの関係も、1年ほど前からは亀裂が生じていると報じられるように。ロッティがケイトからキャリア面での応援を受けていないことをSNSで話したことがあったり、年齢差や価値観の違いなどから、あまり近い関係ではなくなったのではと伝えられることもある。

ロッティは具体的な名前は明かしはしなかったものの、“心配してくれている人”に心を閉ざしてしまったことも告白。

「私のことを心配してくれているた人たち、現在も心配してくれている人たちと必死に距離を置いてしまって、今はすごくひとりぼっちになってしまったようです。人生すごく良いこともあるし、良い人に囲まれていることに感謝をすべきですよね。私はただ、自分自身に不満があるのです」
「4日ほどアルコールなどを摂取していません。これからのことをTikTokで記録していこうとも思っています。私が回復するためには公開することが大事なことだと思うんです。そうしなければ、『誰にもバレないし』ってなっちゃうから」
「たしかに、写真やSNSを通して見ただけの私の人生は、ロンドンで暮らし、メキシコで旅をし…姉から色々なものを与えもらい、モデルという素晴らしい機会ももらえました。だけど、感謝をしながらも、辛い想いはするのです。私は人生をありがたく感じていますが、メンタルヘルスの不調というものは存在します」

「同じような気持ちを抱いている人が存在していると感じるために、TikTokで話すことにしました」と、語っているロッティ。今後は毎日動画を投稿し、人生についてオープンにしたいと話している。

これはtiktokの内容です。詳細はそちらでご確認いただけます。