2022年9月、突然全身の広い範囲にタトゥーを入れた姿を現したことで注目を集めた韓国出身の俳優ナナ。8月14日、ボーカルグループUrban Zakapa(アーバン ザカパ)のチョ・ヒョナがMCを務めるYouTubeチャンネルにゲスト出演し、タトゥーに関する自身の考えを語りました。

ナナは2009年にアイドルグループ・AFTERSCHOOLのメンバーとしてデビュー。俳優転身後はドラマ『Oh!ご主人様~恋が出来ない僕とカノジョの同居生活~』やNetflixシリーズ『グリッチ -青い閃光の記憶-』などに出演し、映画にも多数出演しています。

そんな彼女は、2022年9月に行われた映画『告白、あるいは完璧な弁護』の制作発表会に肩から脚までタトゥーを入れた姿で登場。突然のイメージチェンジに注目が集まりました。

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The Chosunilbo JNS//Getty Images

当時、「タトゥーは私が個人的に入れたくてやったもの。入れた理由を話す日が来るかどうかはわかりません」とコメントしていたナナ。約1年が経ち、今回出演した動画で、現在タトゥーを除去する治療を受けていることを明かしました。

「なぜ消すことにしたかと言うと、母がとても慎重に『お願いがあるんだけど、きれいな体が見たい』と私に言いました。タトゥーをするとき、母は快く許してくれたんです。だから、私も『消すのは難しいことじゃないわ』と賛同しました」

続けて「私が感情を表現することができる唯一の方法でした」とタトゥーを入れた理由についても言及しました。

「タトゥーを入れた当時は精神的にとてもつらかった時期で、タトゥーは私なりの感情表現でした。無謀な方法に見えると思いますが、私にとってタトゥーは自分の感情を解消することができる唯一の方法でした」
「タトゥーを入れたり消したりすることに後悔はありません。元気になった私の姿を見て、母も『きれいな体が見たい』と。(あの頃)母は、今娘に必要なものは何かを考えたときに、娘がやりたいことをやらせてあげようと考えてくれていたのだと思います」

「ファンの方たちは突然タトゥーを入れたことを不思議がっていた」と心配するファンの声は彼女にも届いていたようで、「今思えばバカだった」と当時を振り返ったナナ。「いつか話す日が来ると思っていたけれど、こんな早く来るなんてね(笑)」と明るく語りました。