今年のパーティシーズンにおすすめのヘアスタイルは「プリンセスポニー」! セレブたちが登場する華やかな授賞式やレッドカーペットで注目を集めていたのは、UK版『コスモポリタン』編集部が「プリンセスポニー」と名付けた、柔らかくてスイートなポニーテール。

レッドカーペットで見るようななめらかで真っ直ぐなストレートヘアではなく、ソフトなカールやエレガントなうねり、丁寧に作られた巻き髪などが特徴となっている。

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私たちがまず目をつけたのは、11月に行われた「2022 ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)イノベーター・アワード」でカーリー・クロスが披露した光沢感のある栗色のポニーテール。オールドハリウッドの雰囲気を備えたエレガントなカールが施されている。

このスタイルを手がけたのは、ヘアスタイリストのヤコブ・ローゼンバーグ。軽やかでふわふわしたヘアは、リラックス感のあるナチュラルなテイストを保ちながらも、乱れた髪が1本もない。また、おでこを出したオールバックのポニーテールは頭や顔の形が強調されがちだけれど、このスタイルならそれも回避できそう。

続いて注目したのが、CFDAアワードに登場したキキ・パーマーのスタイル。おとぎ話のようなキャロリーナ ヘレラのドレスには、プリンセスポニーがぴったり。

プリンセスポニーは柔らかいカールが特徴だけれど、キキ・パーマーのバージョンはカールが少し大きめで、より弾力がある。ヘアスタイリストのアン・ジョーンズは、センターパートでエッジを効かせ、丁寧に毛先をアレンジしたり、バックスタイルに繊細なタッチを加えたりしている。

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Taylor Hill//Getty Images

アンはハロウィンで、キキを本物のプリンセス(ラプンツェル)に変身させているだけに、今回もプリンセスからインスピレーションを得ている可能性は高い。

シドニー・スウィーニーのエッジィなブロンドのポニーテールは、レトロな雰囲気がありながらも、より滑らかで柔らかいスタイル。髪をサイドで分けて高い位置で結び、ゴージャスにスタイリングしている。このポニーテールにも“プリンセス”らしさが凝縮されている。

グレン・ココが手がけたこのヘアは、グレンが「超早変わり手法(笑)」とコメントしているように、実はこの撮影の前のカットがバレリーナみたいなお団子ヘアだったのを時間をかけずにササっとポニーテールにしたスタイルなのだとか。

けれど、プリンセスポニーにはカールやうねりが必須というわけではない。クインタ・ブランソンはこの完璧なスタイルを披露した。

きれいに整えられたポニーテールは、ストレートすぎて素っ気ない印象になりがちだが、アレキサンダー・アマンドが手がける巻き込むようなスタイルと映画スターのピンカールは、紛れもないプリンセス感をを醸し出している。

以上、これらのスタイルをホリデーシーズンのパーティシーンの参考にしてみてほしい。

Translation: Masayo Fukaya From COSMOPOLITAN UK