「シンデレラ」と言えば、誰もが絵本やディズニー映画で慣れ親しんだグリム童話の名作。
現在、Amazon プライム・ビデオ独占で配信されているミュージカル映画『シンデレラ』では、このおとぎ話を再解釈！ 多様性やフェミニズムを取り入れ、現代的にアップデートされた「シンデレラ・ストーリー」が描かれています。
物語を彩るのは、キャッチ―なオリジナル楽曲や、作品の世界観に合わせアレンジされた人気ポップソングの数々！ 『ハバナ』の世界的ヒットでスターダムに上がったカミラ・カベロが映画デビュー作にして主人公のシンデレラを演じているところも注目ポイントです。
本記事では、私たちをエンパワーしてくれること間違いなしの現代版『シンデレラ』について、同作の見どころと魅力を紐解いていきます。
【INDEX】
新たな「シンデレラ・ストーリー」
ドレスデザイナーになり、ビジネスウーマンとして成功することを夢見るシンデレラ。そんな彼女に、一緒に暮らす継母と義姉二人は否定的です。それでも彼女は薄暗い地下室で夢を実現させるため、ひたむきに努力を続けます。
そんな彼女にとって舞踏会は、自分のドレスを社交界の人々にアピールする大きなチャンス。 そして、そこで王子に出会い求婚されることに。
私たちが知っている『シンデレラ』の物語は、ガラスの靴を拾った王子がシンデレラにプロポーズし、二人は結婚。「末永く幸せに暮らしましたとさ。めでたしめでたし」と、お決まりのハッピーエンドで締めくくられます。
本作ではそんなシンデレラ・ストーリーを再定義。王子との恋と、デザイナーとしてビジネスを成功させるという夢。恋愛とキャリアの間で葛藤するシンデレラの姿は、現代を生きる私たちの胸にも共感を呼びます。はたして彼女がした選択とは…!?
時代性を反映したキャラクターたち
シンデレラが舞踏会に行けるように手助けをするフェアリー・ゴッドマザーのキャラクターも、本作では現代風にアレンジ！ 「ファビュラス・ゴッドマザー」と名前を改め、ジェンダーレスな魔法使いとして描かれます。演じるのはトニー賞、グラミー賞、エミー賞受賞の実力派、ビリー・ポーター。
継母のキャラクターも、本作では一層深く掘り下げられます。 原作ではシンデレラをこき使う冷酷な存在ですが、本作では、ただ意地悪なだけじゃない人間味ある人物として登場。彼女が「結婚こそ女性の幸せ」と考えるのには理由が…？
ラテン系のルーツをもつカミラがシンデレラを演じ、アフリカ系の血を引くビリーがファビュラス・ゴッドマザーを演じるなど、肌の色や人種を考慮せずに出演者を決める「カラー・ブラインド・キャスティング」が実践されていることも、本作の特徴。ショービズ界の多様性を促進する手法として注目されています。
人気POPソング満載のミュージカル
また、ミュージカル映画である本作は劇中音楽も魅力の一つ！ポップ音楽史に残る名曲から、最新ヒット曲まで、数々の楽曲がカバーされます。
カミラ演じるシンデレラが歌う主題歌『ミリオン・トゥ・ワン』は、彼女が本作のために書き下ろしたもの。
そして、シンデレラの継母を演じるのは、『アナと雪の女王』でエルサ役を務めたブロードウェイのトップスター、イディナ・メンゼル。豪華キャストによるパフォーマンスは必見です。
Amazonプライム・ビデオでは本作の他にも、クリス・プラット主演のSF大作『トゥモロー・ウォー』やエディ・マーフィ主演のコメディ『星の王子ニューヨークへ行く2』、マイケル・B・ジョーダン主演のアクション映画『ウィズアウト・リモース』など様々なジャンルのオリジナル作品を含む、豊富や映画ラインナップを配信中。
おうち時間のおともにいかが？
『シンデレラ』
夢に向かって自ら人生を切り拓いていくシンデレラの姿に、あなたもきっと勇気づけられるはず。
