今年8月、昨年から交際している俳優ギャレット・ヘドランド(36歳)との間に、第一子を授かったことを公表した女優のエマ・ロバーツ(29歳)。

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以降、幸せな日々の様子をSNSで発信しているエマですが、実は妊娠に至るまでには、さまざまな苦悩があったそう。

11月11日(現地時間)、アメリカ版『コスモポリタン』誌12月号の表紙を飾ったエマは、その巻頭インタビューで詳細を明かしています。

エマいわく、小さな頃から「早く赤ちゃんが欲しい」という思いがあったそう。

「16歳の頃には、24歳までに結婚して子供と一緒に暮らすんだって思ってた。でもいざ24歳になった時には、“当初の計画はどこへいったの?”という感じだったわ。働きながら…特に役者の仕事をしながらだと、移動は多いし、時間は取られるしで、伝統的な流れで身を固めるのは難しかったの」

さらに、もう1つ問題が。実は10代の頃から、酷い生理痛に悩まされてきたというエマ。20代後半になってようやく、自分が子宮内膜症を患っていることが判明したのだとか。

「生理のときはいつも痙攣するほどの酷い痛みがあって、学校を休まなければならなかったし、大人になってからはミーティングをキャンセルすることもあったわ。(男性の)主治医に相談したけど、ろくに診察もせずに帰されてたの。私のことを大袈裟だと思ってたみたいね。20代後半になって、主治医を女性に変えたほうが良いって思うようになった。あれは最良の決断だったわ。彼女はきちんと検査をして、私を専門医にも紹介してくれた。それで、私は大袈裟じゃなかったってことが確認できたのよ」

同時に、子宮内膜症が妊娠力にも影響を及ぼしていることがわかり、医師からは「卵子凍結するか、他の方法を模索したほうがいいかもしれない」と言われたそうです。

とっさに「忙しくてそんな時間は取れない」と答えたものの、内心は、妊娠できないかもしれない不安に怯えていたというエマ。最終的には医師の提案に従って卵子凍結をしたものの、「何か悪いことをしたように感じた」と語っています。

そんな彼女を救ったのは、他の女性たちとの会話。自分の悩みをオープンに打ち明けたことで、多くの女性たちが子宮内膜症や不妊、流産の経験といった苦悩を抱えていることを知り、「自分は1人じゃない」と思えるようになったそう。

また、現在お腹にいる第一子は「ベタな話だと思われるかもしれないけど、(不妊について)考えるのをやめた途端に授かったの」とのこと。

こうしてエマは、ある教訓を得たと言います。

「妊娠を通じて、結局私たちが立てられる人生計画は“ノープラン”だけ、ということに気付かされたわ」

多くの苦悩に直面しながらも、その都度考え方を変え、現在の幸せに辿り着いたエマ。これからもしなやかさを大切にしながら、家族と過ごす一瞬一瞬を楽しんでほしいですね。