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おうち時間が長い今は、読書をするのにぴったりの時期。そして本を読むという行為は、普段慌ただしくて疎かになりがちな、“自分と向き合う”ための絶好の機会とも言えます。
新型コロナウイルスの影響で先が見えにくくなっている今だからこそ、じっくりと本を読んで、改めて自分の「軸」を見つめ直してみるのはいかがでしょうか?
今回はコスモガールたちが、疲れたときや、人生で迷ったときに開くというおすすめの良書を紹介。気になる一冊があったら、ぜひ手に取ってみてくださいね。
百々佳奈/カリグラファー
スペインを拠点にカリグラファーとして活動する百々佳奈さんが愛読するのは、自分のペースで人生を歩くことの大切さを教えてくれる一冊。
私は作家、有川真由美さんの本が大好きで、その中でも特に『遠回りがいちばん遠くまで行ける』は、5年ほど前に出会ってから、私の人生のバイブルとして数え切れないほど読み返している一冊です。
私がこの本に出会った20代前半の頃、人間関係、恋愛、仕事などについて「自分はどんな人間でありたいのか」「どのように人生を送っていきたいのか」が分からず、毎日のように悶々と悩んでいた時期がありました。元々、私は“敷かれたレール”に沿って生きたことがなかったため、時に「自分は遠回りしているんじゃないか?」と自問自答しては落ち込むこともありました。
そんなときに「自分は自分」「自分らしくいればいい」と背中を押してくれたのが、この本でした。著者の有川さん自身、50もの職業経験を持ち、40カ国以上を旅しながら“自分らしく生きる方法”を模索し、発信し続けているもの凄いパワーの持ち主で、彼女の生き様を見ているだけでも勇気をもらえます。
私は現在スペインのバルセロナに拠点を置いているのですが、私が今こうしてバルセロナにいるのも、この本が大きく背中を押してくれたからだと信じています。
Maria/外資系メーカー勤務
Mariaさんがセレクトしたのは、脳がお疲れ気味のあなたにおすすめの一冊。
私のおすすめの本は、『世界のエリートがやっている最高の休息法』です。近年欧米でとても注目されている、マインドフルネスの効果や実践法についてわかりやすく記載されています。ストーリー仕立てになっているので面白く、とても読みやすいため、自宅で過ごす時間が多い今にこそおすすめの一冊です。
町田アンジェリ/プロジェクトアシスタント、外資系フードサービス会社勤務
外資系フードサービス会社でも働く町田アンジェリさんは、南仏への脳内旅行が楽しめる一冊がお気に入りだそう。
『A Year in Provence(邦題:南仏プロヴァンスの12か月)』は、イギリスのコピーライター、ピーター・メイルが長年の夢であった南フランスのプロヴァンス地方へ移住し、新天地での1年目を描いたノンフィクションです。
内容は、異国の地での苦労話や、南フランスの田舎ならではの自然の魅力や食文化、地元民の温かさと愛情を感じられるストーリーが盛りだくさん。チャプターは1月から12月まで月ごとに分かれているため、読者は南フランスの美しい季節の変わり目をリアルタイムで味わえます。家にいながら、まるでプロヴァンスの世界を体感したような気分に浸れて、元気がもらえるチャーミングな作品です。
白石みなみ/ボディポジティブモデル
「Miss COSMO Contest 2019」でグランプリに輝き、「コンプレックス=個性」をスローガンにボディポジティブモデルとして精力的に活動している白石みなみさん。彼女がバイブルにしている一冊とは…?
私のバイブルは、『冨永 愛 美の法則』です。この本を読んで驚いたのは、あのスーパーモデルの冨永 愛さんが、子供のころ“他の子と違う”という理由でいじめられていたというエピソードです!
でもいざモデル業界に入ったら世界は一変し、自分がスタンダードになったと語っていて、そこで「自分がコンプレックスだと思っていたことも、環境が変われば強みになる」と気がついたそうです。私がさらに感銘を受けたのは、自分らしさを強みにすると同時に、そこにあぐらをかかず、他の部分も完璧に磨き上げるという彼女のたゆまぬ努力でした。
いつ誰に見られても良いように、頭の先から爪の先まで手入れする意識の高さ。そういったことの積み重ねが後の自信に繋がり、素晴らしい作品に繋がるのだと書かれています。
私たちもコンプレックスを理由に何かを諦めたり、手を抜くのではなく、「それを武器に美しくなる!」くらいの気持ちが必要だと思わせてくれるおすすめの一冊です。
クロル・アリス/学生、家庭教師、脚本翻訳・通訳
家でたくさんの本を読んでいるクロル・アリスさんは、何度読んでも味わい深いという一冊をチョイス。
『Practising The Power Of Now(邦題:さとりをひらくと人生はシンプルで楽になる)』は、自分が今ここにいることに対する意識を高め、そこから喜びや幸せを探すためのガイドとなってくれる本です。日常的なことがシンプルに書かれており、短い章に区切られているので、毎日直感で開いたページを読むことが出来ます。
私は、言葉の意味を自分なりに考え、読み返すたびに違う発見をしました。
家にいる時間が多い今だからこそ、他にもドイツの料理本、思い出の小説、普段は読む機会のない専門的な本などをじっくりと読んでいます。
岸渕紗江/モデル、ミス・アース・ジャパン アンバサダー
モデルの岸渕紗江さんのバイブルは、誰もが知るあの有名レディの本!
『選ばれる女におなりなさい デヴィ夫人の婚活論』は、どんな時代でも勇気を出して、好奇心旺盛に挑戦することの大切さや、女性が自ら幸せをつかんでいく姿勢を教えてくれる本です。
選ばれる女性に必要なことや、本当の幸せの意味なども学ぶことができ、読んだ後は前向きな気持ちになれます。