カーダシアン家の三女であるクロエ・カーダシアン(37歳)が、アメリカの『Health』誌の表紙に登場。同誌では、3歳の娘トゥルーとのツーショットも披露し、ボディイメージとの向き合い方について語った。
今年7月、姉のコートニーとキムと比較されてきた過去の苦悩を明らかにしたクロエ。姉たちと比較されることで、自分自身を“太った醜い妹”と感じてしまっていたという。
そして同誌では、食生活についても多くの問題を抱えていたといい、改善するまでのプロセスを告白。
「若い頃は、悲しいことがあるといつも食べていました。私は感情的に食べてしまうタイプで、その後はそんな自分が嫌になっていたんです。暴飲暴食をしたり、ポテトチップスを一袋全部食べたりすることで、結局自分を追い込んでいるかようでした」
「そしてあらゆるダイエットを試したり、いつも何らかの流行を追いかけていました。だから私はずっと気分の浮き沈みを繰り返していたんだと思います」
「ワークアウトを始めたとき、私はライフスタイルを変えようと思いました。たとえば、今週は1つのことだけを頑張ろうと決めるんです。今週は砂糖は摂取しないとか。そして、その次は1カ月間続けてみるんです。その後は、別の健康的な変化を取り入れるようにしていました」
また自身が経験したボディイメージとの葛藤から、娘のトゥルーには真摯に向き合っていると明かした。
「私の食生活に問題があったのは、多くの人から“私の体”を批判されたことが原因だと思います。だから、トゥルーのことになると、私は本気になります」
「彼女はとても背が高いんです。みんなはいつも『彼女はとても“大きいね”』と言うんですよ。そう言われると私は、『そう、彼女はとても“背が高いんです”』と答える。彼らが伝えたい言葉の意味を、よりわかりやすく伝わるよう心がけているんです。大人であればその意味は分かるけど、彼女には誤解してほしくないので」
さらに、クロエはトゥルーのことを“本当にタフ”だとも表現しているものの、「泣いたり、失敗したりしても大丈夫」だと常に伝えるようにしているという。
今年4月、Instagramに加工していないありのままのボディを映した動画を公開し、自分を愛することを学ぼうとしていると打ち明けたクロエ。
「ライティングが悪くてお世辞にも綺麗とは言えない写真が世界に発信されてしまったとき、誰であろうと『発信しないで』という権利があるはずです」
「完璧でなければいけない、他人が決めた基準を満たさなければならないというプレッシャー、絶え間ない嘲笑や批判に私は耐えられませんでした。批判され、線引きされ、魅力がないと言われるのに慣れることはありません。けれど言われ続ければ、次第にそう思ってしまう。そうやって、ただ私は私であるだけで“十分美しくない”と感じるように仕向けられてきたのです」
また今年6月に配信された『カーダシアン家のお騒がせセレブライフ:The Final Curtain reunion』では、司会のアンディ・コーエンがカーダシアン一家に「あなたたちの華やかな写真やセクシーな水着姿が、達成できない美の基準を助長しているのではないか」と質問。するとキムは「そんなことはない」と反論し、妹のケンダル・ジェンナーは次のようにコメントした。
「私たちは皆、自分自身の健康に気を配ることをとても楽しんでいます。どちらかというと私たちが本当に表現しようとしているのは、最も健康的な自分でいることだけだと思います」
自身が経験したことを娘には味わってほしくないと、真摯に向き合っているクロエ。幼い頃から自分の体を愛せるようにと育てられたトゥルーの今後も楽しみですね。