寿命を全うする前に、天国…下見しておかない?
見渡す限りに美しい浅瀬が延々と続く「ホワイトヘブン ビーチ」に。マーブル模様に交わる海の爽やかなブルーと白い砂浜を眺めていると、その名の通り「はて、天国に来てしまったのか」と思ってしまうほど。南半球の「ベストビーチ リスト」常連も頷けちゃう。でも、ただ絶景なだけじゃつまらないという欲張りなアナタ…ご安心を! そこはユニークな生態系の宝庫であるオーストラリア。集団行動をするソルジャークラブ(集合体恐怖症の人は検索しないで!)や、シュノーケリングで会えちゃうナポレオンフィッシュ、すぐ近くまでやってくるスティング・レイ、そして私の大切なランチを狙うカモメ(見事に食べものをひっくり返された)など、多種多様な生き物と触れあうチャンスが! 動物好きを公言する私にとっては、これぞまさに天国。
当時オーストラリアに住んでいた私は、近くの街エアリービーチにあるバックパッカー宿を拠点に、シュノーケリングも含まれる現地のクルージングツアーを利用。ツアーコンダクターも現地の人で、参加者の中でアジア人は私たちくらいだったけれど、その分出会いも多く、ひと味違った旅を楽しめました。
また、オーストラリア国内旅で滞在費をとにかく安く済ませたい…ということであれば、「YHA」を宿泊拠点にするのがおすすめ。ヒッピー風な若者が多く宿泊していて、シドニーやメルボルンなどの都会にもあれば、辺鄙な場所にもさらっと展開していて頼もしい! 運が良ければ、無料でスイートルームにグレードアップしてくれることも。私はこれに加え、長距離移動は「グレイハウンドバス」を活用。ある程度の英語力があれば、想像以上に安上がりになるのがオーストラリア旅の醍醐味です。あ、季節は日本と真逆なので注意して!
(エディターERINA)