コスモポリタン9月のテーマが「グローバル」ということで、まずは海外に行くイメトレをするべく、そのエリアの雰囲気やムードたっぷりの映画を5本ご紹介！ 第5回はハワイ。
【ハワイ】
青い海！ 白い砂浜！ お買い物天国！ というわけでみんな大好きなリゾートアイランド。大自然を満喫しながら、時間を忘れてゆったり過ごして、自分を癒したい！ そんな気分に浸れちゃうのがこちら。
交通事故の後遺症で24時間しか記憶が持たないヒロイン（ドリュー・バリモア）と、数々の女性とカジュアルな恋愛を楽しんできた青年（アダム・サンドラー）のロマンティックコメディ。朝が来るたびに「初めまして」からやり直し、毎日ファーストキスのドキドキを味わう。実際の記憶障害は大変だけれど、そんな障害を乗り越えようとする青年の奮闘が切なくも胸キュン。舞台はオアフ島。観光地と緑豊かな自然の両方を味わえます。
仕事一筋で生きてきた弁護士マット（ジョージ・クルーニー）が、妻が事故に遭って意識不明になったことをきっかけに、これまで目を背けてきた家族の問題に向き合い、生き方を見つめ直していく滋味深い人間ドラマ。マットにとっては決してパラダイスなんかではないハワイの日常を映し出しているのが印象的な本作は、オアフ島とカウアイ島でロケしています。ハワイアンミュージックも素敵なので、サントラもおススメ！
映画館で観たいのが11月3日に公開予定の松田龍平主演最新作。"ぼく"（大西利空）の自宅に居候しているお父さんの弟＝おじさん（松田龍平）は万年床でぐうたらしている怠け者。そんなおじさんとぼくがひょんなことから一緒にハワイに行くことになり…。ハワイ島の現地の人たちとの交流や、コーヒー農園での一幕が楽しい本作。ふんわりトボけた、いかにもインドアが似合う松田龍平と、さんさんと太陽が降り注ぐハワイというミスマッチ感（!?）もおもしろい。
ハワイと言ったらやっぱりサーフィン！ というわけで、本作はケイト・ボスワース扮する主人公がサーフィン大会で優勝を目指す青春映画。ビッグウェーブで有名なワイメア・ベイやエフカイ・ビーチなどでのダイナミックなサーフィンシーンは圧巻です。大きく波立つ青い海に果敢に向かっていく彼女が本当にかっこいい。ちなみにワイメア・ビーチで撮影された映画には1960年代のサーフィン映画の金字塔『エンドレス・サマー』もあります。
もう1本、実話のサーフィン映画をご紹介。こちらも『ブルークラッシュ』同様、女性が主人公（アナソフィア・ロブ）。彼女は将来を嘱望された天才サーファーだったのですが、サメに襲われて片腕を失ってしまいます。いったんはサーフィンを諦めた彼女が再びボードを手にノース・ショアに帰っていく姿が感動的。サーフィンの躍動感と楽しさ、海の美しさ、そして自然には危険を伴うこと。そんなハワイの両面を教えてくれる作品です。
