カーダシアン家をトップセレブにした、彼女たちの日常に密着するリアリティ番組『カーダシアン家のお騒がせセレブライフ』は、今年1014日で10周年! そこで、カーダシアン&ジェンナー一家と番組プロデューサーが<The Hollywood Reporter>に明かした、人気番組の裏側をご紹介!

番組誕生のきっかけは…!?

他番組のキャスティングとディレクターを務める女性が、クリス・ジェンナー(母親)の家を訪れた時に発した「この家ってまるでリアリティ番組みたいだわ」という言葉からすべては始まったんだとか! プロデューサーも務めるクリスは、番組開始前から完璧なイメージが湧いていたそうで、同じくプロデューサーのライアン・シークレストと「キラキラした部分だけでなく、リアルな生活を収めなくちゃいけない」と話していたそう。

また、パリス・ヒルトンと親友で、セックステープがリークしたキムがポップカルチャーの仲間入りをしたことも番組制作に影響を与えたとも。番組を放送している<E!>の役員の1人は、キムのことを「ガリガリではなく、視聴者が共感のできる体型だった」と話し、当時はキムのようなセレブが新鮮だったよう。

リアリティ番組が始まることを知った当時、家族の反応は…?

当時をこう振り返ったクリス。

「家族を集めて、『やるなら全身全霊で参加しなくちゃ。包み隠さず、いつも通りの自分たちでいるのよ』と話したわ」

その時のケンダルの心境はこう。

「私は『はいはい、明日のランチは何にしょうかな?』って感じだった。こんなに長く続くものだとは聞いてなかったの」

撮影に唯一反対だったのはコートニー

長女のコートニーだけは気が乗らなかったのだそう。

「シーズン1の頃、何度もトイレに行ってできるだけ静かに泣いたのを覚えてるわ。音声は録音されていたから。絶対にカメラの前では泣きたくなかったの」

裏で撮影を操作している!?

撮影が開始した時は27歳だったキム。彼女はショーや視聴者に求められていることを、家族の中で一番理解していると自慢げ!

「ファンが見たがっていることを一番分かっているのは私よ。それに、家族がカメラから隠れている時もすぐに気づくの。だから、クルーに『今コートニーの家に行って、絶対に何かが起こってるから!』って教えるの」

クリスが放送拒否する時は?

「例えばカメラから離れた後に髪の毛がひどい状態になっていることに気づくこともある。そんな時は『絶対に放送しないで! ヘアスタイルが最悪だから』っていうの。不細工な格好を晒すなんて嫌だから」

本当に番組を生み出したのは?

クリスの元夫でケンダルとカイリーの父親であるケイトリン・ジェンナーが自叙伝で彼女こそが番組を考えた人物だと記しているのだけど、クリスは馬鹿げていると話した。

「本当に馬鹿げてるわ。どうしてあんな風に書いたのか分からないの。誰か、彼女に『カーダシアン家』という番組名であることを教えてあげて」

キムの結婚には番組プロデューサーも反対だった

カニエ・ウェストと結婚する前、NBA選手のクリス・ハンフリーズとの結婚生活を約2ヶ月で終えたキム。初めからうまくいかないと感じていたと告白。

「結婚式を撮影するプレッシャーがすごかったの。だから、それが原因で私は不安になっているんだと思ってた。友達にも式の直前だから怖気付いているんだと言われたわ。だけど、番組のプロデューサーたちにまで、『幸せそうじゃない、やめてもいい』と言われたの。式の前日にはカメラがいないところでママに『間違ってるわ、逃げたらどう? あとは私に任せて』と言われた。だけど、当時の私はもし逃げたら、番組のネタのために婚約したと思われると思ったの。でもね、いざ結婚してしまうと周りには『最低1年は試さないと』と言われた。だけど、もう体力的に結婚を続けることは無理になった」

ケンダルが恋愛をオープンにしない理由

「姉がいるとみんなの恋愛を見て色々と学べるの。全員の恋愛がテレビに映されることでどうなるのか知ることができたから、私はもっとプライベートに止めておくのが賢明だと知ったの」

撮影嫌いなカニエが唯一カメラを用意した時

「カニエは『僕は番組に参加しない』とずっと言ってたの。だからほとんど登場してない。だけど、プロポーズの時だけは撮影をしたら私が喜ぶと考えて、彼が進んで撮影の準備をしてくれたわ」

苦労をしていないと考えてる視聴者について

クロエは世間に一家がどのように見られているのかを理解しているそう。

「わかってるわ、私たちはただサラダを食べてアイスティーを飲んで、1日中優雅に過ごしていると思われているって。もちろんこの生活に文句はないのよ。だけど、1週間でいいから、同じ生活をしてみて。これはれっきとした仕事だから」

167ヶ国で放送されている番組を作り出し、ポップカルチャーを変えたとも言われるほどの影響力を持つ一家にまで成長したカーダシアン家。どこか憎めないメンバーたちの日常を今後も覗き見れると思うと楽しみ!