BBCの「今年の女性100人」に選ばれた、プラスサイズモデルのイスクラ・ローレンス。一般人でもアプリなどで簡単に写真の修正や加工ができてしまう時代だけど、そんな中で彼女はフォトショップなどの写真修正には反対派。さらに、「どんな体型の人も美しい」ことを学生たちに伝えるため、アメリカの大学をまわって講演活動なども行っているという。そんな彼女がウェブメディア<Redbook>で伝授した「ハッピーでいられる方法」が話題に。

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「SNSの写真を信じないで」と警告するイスクラ。光や撮影角度によって、太ももに隙間をつくることができるし、「そういう写真に騙されて、自信を無くさないで」と発言。

以前は、細いわけではないけどプラスサイズモデルになるほど太くもなかったために、キャスティングでは断られてばかりだったというイスクラ。しかし、現在は「アメリカンイーグル」が展開するランジェリーブランド「エアリー」のモデルとしても大活躍中

ステレオタイプなスーパーモデルばかりを起用するのではなく、様々な体型や人種のモデルたちを主役に、写真修正をしないPR方法をとっていることで、多くの女性の支持を得ている「エアリー」。そんなブランドに惚れこまれ、女性に真の美しさを伝え続けているイスクラでも、ティーンエイジャーだった頃は自分のカラダが嫌いだったという。

これはyouTubeの内容です。詳細はそちらでご確認いただけます。
Iskra Lawrence on Body Image | Redbook
Iskra Lawrence on Body Image | Redbook thumnail
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「ティーンエイジャーの頃、鏡に写っている自分の姿に嫌気がさしていたわ。本気で体型を変えたいと思っていたの。それが今では、裸で走り回ってもいいと思えるようになったの。だって太ももの間に隙間がなくても、セルライトがあっても、世界の終わりじゃないんだもの

美しさは外見だけじゃないの。自信のない女性たちには、私の写真を見て自分たちのカラダにも満足してほしいと思うわ。私も長い間、自分の体型に満足できなかったのでも今は、自分を変えるのではなく、"最もベストな自分"でいることや、自分のカラダを大事に思って、体調を管理することでハッピーでいられるし自信も持てるようになったわ。そういうことが写真からも伝わるといいな。私の姿を見た女性たちにも、同じように感じてほしいの」

前向きに語るイスクラだけど、彼女だって完璧じゃない。自信を失う日もあるんだとか。でもそういう日には、「これまでにいろいろなことを乗り越えてきたのよ、今日も輝くの!」と言い聞かせるのだそう。

また、人生で最も刺激を受けた言葉は「他人と比べることをやめる」だそう。

「比べることをやめたら、他人だけでなく自分自身の美しさも見えるようになったの。ホッとしたわ! だって私は"彼女たち"にはなれないけど、同じく彼女たちも"私"にはなれないんだもの。それぞれが特別だと気づけたのよ。私たちはみんな、社会が決めた美の定義や世論、そして仕事だったり、いろいろな方面からプレッシャーを感じていると思うけど、誰しもが他人とは違う"光"になることができるのよ。毎朝、起きた時に『今日も最高の自分でいよう』って決めて、周囲を笑顔にさせて、優しく情熱的でいれば、ハッピーで光り輝くことができるの。何より、その光は絶対に他人には奪われないものなの。"自分は自分でいい"と分かれば、人生はうんと楽になるわ

人間だから、落ち込んだり悩んだりするのは仕方ないこと。でもそういう時には、彼女の言葉を思い出してみて、他人と比べるのではなく"最もベストな自分"でいることを心がけてみて。