どの時代にも変わらず存在し、女性のハートをさらってしまうのがイケメンボーイズグループ! 気づけば50年近く続き、カルチャーの一部になっていることは言うまでもなく。今回はそんなボーイズたちを一気に振り返って、疲れた心を癒しちゃいましょう♡
【INDEX】
- ジャクソン5
- ニューエディション
- ニュー・キッズ・オン・ザ・ブロック
- ボーイズ・Ⅱ・メン
- テイク・ザット
- ボーイゾーン
- バックストリート・ボーイズ
- イン・シンク
- ウエストライフ
- ブルー
- ジョナス・ブラザーズ
- ザ・ウォンテッド
- ワン・ダイレクション
- ユニオン J
- ザ・ヴァンプス
- リクストン
- アフターロミオ
ニューエディション(1978-90、1996-97、2002-現在)
故ホイットニー・ヒューストンの夫であり、ミリオンセラーを達成しているR&B歌手ボビー・ブラウン。彼のデビューのきっかけとなったのが、当時同じ小学校に通っていた友達や、その友達同士で結成したという「ニューエディション」。『Cool It Now』などの大ヒット曲を筆頭に、そのスイートな歌声から変声期を迎えた大人らしいヴォイスも披露し、絶大な人気を確立。
'86年にはボビーが脱退し、他メンバーたちもソロ活動を始めるものの、幾度か再結成してはその度にツアーも敢行。ちなみに、この後紹介する「ボーイズ・Ⅱ・メン」を発掘したのは、メンバーの一人マイケル・ビヴンス、と後世にもアイドル魂をしっかり継承。
ニュー・キッズ・オン・ザ・ブロック(1984-94、2008-現在)
当時「ニューエディション」を見出したプロデューサーが、「彼らのコンセプトを白人にも!」と考えて生まれたのがこのグループ。デビューアルバムでコケてしまい、巡業などの下積みも経験したんだとか。それが功を奏したのか、ラジオでのプレイを機に人気爆発。第16回アメリカン・ミュージック・アワードで最優秀ポップ・ロック・アルバム、最優秀ポップ・ロック・グループの2冠を達成するなど、とにかく熱が世界中に広まり、ティーンへの影響力も高まる一方。まさにボーイズグループ全盛期への足掛かりに。
テイク・ザット(1990-1996、2006-現在)
ボーイゾーン(1993-2000、2007-現在)
「テイク・ザット」のアイルランド版を探せ!という大々的な名目のもと開かれたオーディションで、見事勝ち抜いた5人から成るのが「ボーイゾーン」。シングル『Love Me For A Reason』が大ヒットを記録、その後リリースした曲もUKシングルチャート1位を幾度となく奪取。今は亡きメンバーのひとり、スティーヴン・ゲイリーは同性愛者をカミングアウトしており、パートナーとの結婚も話題に。
バックストリート・ボーイズ(1993-現在)
ボーイズグループの代名詞と言っても過言ではないほど、歴史上最も黄色い声援を浴びたであろう「バックストリート・ボーイズ(通称BSB)」は1993年に結成され、その2年後にデビュー。当初アメリカではまったく注目されず、「テイク・ザット」の流れを汲んでかヨーロッパでヒットし、逆輸入のように火が付いていったとか。
サードアルバム『Millennium』、その次の『Black & Blue』は全米アルバームチャート1位を獲得、CD総売り上げ枚数は1億をはるかに超える。各々ソロを経ながら、現在もグループとして活動中! 「誰派?」なんて話題も飛び交っていた当時、1番人気と呼び声が高かったのはニック・カーターだったけれど、5人それぞれが人気を分け合っていた伝説的グループ♡
イン・シンク(1995-2002)
1995年に結成し、「バックストリート・ボーイズ」と肩を並べていたのが、独特な高音ヴォイスが特徴的なジャスティン・ティンバーレイクをメンバーとする「イン・シンク」。その活動期間は7年に留まり、リリースしたアルバムは3枚と決して多くはないものの、絶大なブームを巻き起こしたことは確か!
アイドルの髪が赤いなんて、過去からの流れからは特出しているけれど、そのチャーミングさが彼らの人気の秘密かも。昨年には、ジャスティンの40歳の誕生日をメンバーで祝う様子を、ジャスティン自身のInstagramに投稿されるなど今なお仲良し♡
ウエストライフ(1998-2012)
「ボーイゾーン」に引き続き、アイルランドをホームとする5人組アイドルグループ。ヨーロッパを中心に、アジア、アフリカなどでも成功を収めている「ウエストライフ」は、様々な記録を保持していることでも有名! イギリスで唯一レコード・オブ・ザ・イヤーに4度も輝いていたり、随一の広さを誇るウェンブリーアリーナで、1年に23回も公演を行っていたりと、華々しい功績の数々。イケメンなのはもちろん、5人それぞれの心に染み渡る歌声がとてもハーモニック!
ブルー(2000-現在)
ミレニアムに突入し、人気を博したのがロンドン出身の4人組「ブルー」。2001年にファーストシングル『All Rise』でデビュー、その後同盟のデビューアルバムは本国にてダブル・プラチナを獲得し、同時に様々な賞も受賞! かのエルトン・ジョンとも共演を果たしている実力派。というのも、R&Bを主体としながらラップも上手く取り込み、とにかく全員歌がお上手♡ 各々ソロ活動が忙しくなり、一時グループ自体は休止するも再結成済み。
ザ・ウォンテッド(2009-2014)
オーディションにより選ばれ、「ワンダイレクション」に先駆けて結成されたのがUK出身の5人組「ザ・ウォンテッド」。デビューシングル『All Time Low』はUK初登場1位を獲得、その他シングル『Glad you came』は海を超えて全米ビルボードシングルチャート3位を記録するなど、"野獣系"の愛称でUKのボーイズグループシーンを牽引。2014年には、残念ながらソロ活動を理由に活動休止を発表。一部では「ワンダイレクション」が原因と囁かれているとか?
ワン・ダイレクション(2010-2016)
90年代のボーイズグループ熱を、世界中に完全復活させた「ワン・ダイレクション」は、英オーディション番組「Xファクター」を通して集められた5人により結成。デビューアルバムから全米ビルボードチャート初登場1位を記録、この約6年間の白熱ぶりはとても言葉では表せないほど。それぞれのキャラが立ち、お茶目なところもあればクールな一面もあって、歌も上手で聴きやすいとなれば、人気が出るのは必然だったのかも。
実績は好調だったけれど、ゼインの引退をきっかけにハリー、リアム、ナイル、ルイの4人となり、2016年3月にはファンに惜しまれつつも休業を宣言。ゼインの成功はもちろん、ルイも有名DJスティーヴ・アオキとコラボを果たし昨年末にソロデビューするなど、そのカリスマ性を生かして個々に活躍中。...だけどやっぱり再結成が待ちきれないというファンも多いはず!
リクストン(2013-現在)
「ザ・ヴァンプス」を追うように、YouTubeがきっかけでデビューしたのが「リクストン」。ソウルフルなヴォーカルに美しいハーモニー、それを目にしたジャスティン・ビーバーの敏腕マネージャー、スクーター・ブラウンがラブコールを送り契約に至ったそう。デビューシングル『Me and My Broken Heart』は世界中で大ヒットし、今現在YouTubeでの再生回数は1億回以上! ジャスティンやアリアナ・グランデの前座を務めるなど、その実力はお墨付きで、これからどんどんヒットすること間違いなし♡