ちょっと触れるだけでヒリヒリと痛む口内炎は、せっかくのデートも台無しにしちゃう憎き存在。そこで、口内炎を起こす原因をコスモポリタン イギリス版がまとめて紹介してくれました。
1.ストレスが溜まっている
体力が消耗しているときに口内炎ができやすかったら、多忙な生活と口腔衛生が原因かも。ストレスと口内炎の因果関係が科学的に証明されているわけではないけど、ストレスが溜まると口内炎が発生するケースは多く報告されているため、無関係ではないと思われているそう。Denplan社のチーフ・デンタル・オフィサーを務めるヘンリー・クローバーは、「人はストレスを感じると寝ているときに歯を噛み締めたり、歯ぎしりしたりしがちです。すると頬の内側の肉を噛みちぎってしまい、その傷が口内炎につながる可能性があります」と分析。
2.口内炎を引き起こしやすい食べ物を摂取する
フルーツやトウガラシが大好物? ヘンリーは、「患者さんの中では、辛い食べ物をはじめ、トマト、オレンジ、パイナップル、リンゴ、いちごなど、酸味があるフルーツが口内炎を引き起こすと訴える人がいます。セリアック病などのアレルギー体質の人は、小麦粉などのアレルゲンによって口内炎ができるかもしれません」と解説。「口内炎が継続的にできるようであれば、数週間食べ物を記録してください。それにより、歯科医は状況を把握することができる上、今後の口内炎を防ぐ手立てを見つけることができます」。
3.ビタミン不足
食べるものの成分不足しているものによっても口内炎ができるんだそう。特にビタミンB12と鉄分が不足すると、口内炎ができやすいんだとか。これはベジタリアンやヴィーガンの間でよくあることらしい。というのも、こういった栄養分は肉、魚、乳製品に含まれているから。もし食事制限をしていないのに口内炎ができる場合、卵、栄養分が強化された朝食用シリアル、豆やほうれん草などの鉄分豊富な野菜、ビタミン剤などを摂取してみて。
4.間違った歯磨き粉を使っている
「少数ですが、中には歯磨き粉やその他の製品に含まれる泡立ち成分であるラウリル硫酸ナトリウム(SLS)に敏感な人がいます。この原料は頬の内側を刺激するため、皮膚がはがれたり、口内炎を起こしたりすることがあります」とヘンリーはコメント。「もしSLSに敏感であると思ったら、歯科医に相談して別の製品をすすめてもらうのも手。そのときは、虫歯を予防してくれるフッ化物入りの物を選んで」。
5.タバコをやめた
禁煙した後に口内炎ができることはよくあるらしい。実際、5人に2人はタバコをやめた直後に口内炎ができ、咳、くしゃみ、喉の痛みなどが発生するんだとか。でも、安心して! 通常、これらの症状は6週間後には治るそう。くれぐれも、症状を治すためにタバコを吸い始めないように。
6.要診察の場合も
口内炎のほとんどは何の理由もなく発生し、放っておけばいずれ治るもの。「3週間経っても治らない口内炎がある場合、口腔ガンの可能性があるので歯医者に行ってください。早期発見は極めて重要であり、治療の成功の確率を高めます」とヘンリーはアドバイス。とはいえ、口腔ガンは若者の間では稀なので、落ち着いて。上記のように、口内炎は食べ物や歯の磨き方が原因の場合が多いから。でも、口腔ガンは過去10年で3割も増加したため、心配ならすぐに検査することがおすすめ。
※この翻訳は、抄訳です。
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