世の中にはありとあらゆるヘアカラーがあるけれど、しょっちゅう変えまくったら髪がボロボロになってしまうのがジレンマ。ところが、コスモポリタン アメリカ版によると、最新の科学技術により、そんなジレンマが解消できる開発がなされたのだとか。
データ・ビジュアライゼーション(データの可視化)の科学者であるローレン・ボウカーさんは、<Dazed>のインタビューで、気温によって色が変わるカラーリング剤を発明したと語ったそう。その技術には「ファイヤー」という名前がつけられ、彼女が手がけるブランド「THEUNSEEN」とモデルエージェンシーの「ストームモデルズ」がコラボし、その技術がロンドンファッションウィークでお披露目されたそう。
ボウカーさんは、この発明に至った経緯を次のように語っている。
「熱や冷気が色素に当てられると化学の結合が変化し、髪の色が変わるのです。いわば、化学反応のようなものです」。また、彼女は次のようなヘアカラーの開発にも取り組んでいるそう。「構造 が変化することによって光屈折が生じ、プリズムのように変化するヘアカラー…たとえば、風が吹くと、赤い髪が青く変わるといった具合いに。いろいろな国における天候や環境のデータパターンを加味し、カラーの変化をカスタマイズしています」。
髪の色が変化する様子はこちらから。
これからはヘアカラーを決めるとき、1色に絞らなくていい時代が来るかも!
※この翻訳は、抄訳です。
Translation:Rubicon Solutions