昨年あたりから海外でじわじわ人気を集めている「レインボーカラー」。コスモポリタン イギリス版によると、最近はこのトレンドがさらに進化しつつあるもよう。

ロンドンにあるヘアサロン<Not Another Salon>のシニア・ヘアカラーリスト、カーラ・リナルディさんが公開した「シークレット・レインボーヘア」は、髪をアップにしたときにレインボーカラーが現れるという前代未聞のスタイル!

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ロンドンでは隠れたレインボーヘアが話題沸騰中なの。

リナルディさんによると、このレインボーヘアの作り方は次のとおり。

1.髪の一部(この場合は下の髪)をブリーチする

リナルディさんはまず、お客さんの髪のブリーチ(脱色)作業からスタート。「髪を真っ白に脱色しないと、鮮やかなレインボーカラーになりません」とのこと。

2.部分ごとに明るい色に染めていく

レインボー(虹)の7色ということで、ブリーチされた髪を7つのブロックに分け、それぞれしっかりと染めていくそう。「肝心なのは、辛抱強さと効率的なプロセス」というリナルディさん。これにはどうやら、4~5時間はかかりそう。

リナルディさんいわく、「(レインボーヘアは)とにかく丁寧なメンテナンスが必要」なんだとか。「染めた髪の色は一時的なもので、時間の経過と共に薄くなっていきます。鮮やかさをキープしたければ、2週間おきにサロンに行くことをおすすめします。(色が落ちて)パステルカラーでも良いなら、6週間おきでも大丈夫です」

一見かなり大変そうな「シークレット・レインボーヘア」だけど、カーリーでもゴワゴワでも、また細い毛質や毛量の多い人でもOKなのだとか。むしろ重要なのは長さ。ばらつきがある髪は難しく、一定の長さが必要なのだそう。

それからこのヘアスタイルの良いところは、オフィスなど仕事の場でも一切問題ないということ。理由は簡単、なぜなら"見えない"から! <Not Another Salon>はイーストロンドンにあるのだけれど、(このヘアカラーにする)ほとんどのお客さんは会社員なのだとか。

「当サロンはお客様の希望を却下することはしません。お客様たちには個性的に、自分を表現してほしいと思っています。このレインボーヘアのお客さんから『こんなスタイルをしても大丈夫かしら?』と尋ねられたことがありました。個人的には、素敵だと思います。自分の自然な髪の色がまず表面にくるので違和感がなく、少し髪を上げるだけで"秘密の色"が現れ、彼女のクリエイティブな一面が見せられるからです」と、リナルディさん。

「レインボーヘアには興味があるけど、日常生活に支障が…」と思っている方、まずはこの"隠す"スタイルから始めてみては?

※この翻訳は、抄訳です。

Translation: Captain & Me, Inc.

COSMOPOLITAN UK