カーラ・デルヴィーニュの登場以降、太眉大流行の昨今。時代ごとに追っていくと、その時代のファッションに合わせて眉の太さは相当変わっているらしい。

その変遷がわかるのが、『ヴォーグ』イギリス版製作のビデオ。これを見て、眉毛の歴史をたどってみよう。ファッションに合わせてちょっと眉毛の描き方を変えてみようかな?ってときのヒントになるはず。

これはyouTubeの内容です。詳細はそちらでご確認いただけます。
The History of Eyebrows | Browsing the Archives | British Vogue
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クララ・ボウ
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120年代 クララ・ボウ風ジャズ・エイジの細眉時代

景気が良く、あちこちで盛大にパーティーが行われていた時代の眉は、遊び心のあるコケティッシュな細眉。ペンシルで同じ太さにスーっと一本描いたような眉の代表選手はクララ・ボウ

ローレン・バコール
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240年代 ローレン・バコール風グラマラスなアーチ型時代

この頃流行ったのは自然な太さや濃さの眉。ハリウッド女優ローレン・バコールのちょっと退廃的でグラマラスなアーチ型の眉が大流行したよう。この眉を作るコツは、ヴァセリン。形を整えるのに便利なのだとか。

オードリー・ヘップバーン
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350年代 オードリー・ヘップバーン風太眉時代

より多くの女性がメイクを注力するようになった時代。エリザベス・テイラーのくっきり眉は印象的。でももっとも象徴的なのはやっぱりオードリー・ヘップバーンの太眉。マリリン・モンローもセクシーな太眉も素敵!

50s太眉
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50年代風眉の作り方

1.ブラシで形を整えて、ナチュラルな色のアイブロージェルで自然な眉の形を描きます。眉の隙間は埋めすぎないのがコツ。 

2.眉の下のラインをなぞり、ブラシでぼかします。 

3.アイブローマスカラを使ってメリハリをつければ出来上がり。

ジーン・シュリンプトン
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470年代 ジーン・シュリンプトン風ナチュラル眉 VS ダイアナ・ロス風眉なしルック

70年代には、「ヒッピー」と「ディスコ」という2つのファッショントレンドが。ジーン・シュリンプトンのようなナチュラルな眉が流行したのと同時に、ディスコ風ファッションも台頭。

ダイアナ・ロス
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ディスコ風ファッションでは、ダイアナ・ロスやグレース・ジョーンズのように眉はほとんど書かないのが原則だったよう。

マドンナ
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580年代 マドンナ風パワー太眉時代

美少女ブルック・シールズの太眉に憧れた時代。眉の形をあえて整えず、さらに太くしたのがマドンナ。フェミニズムも時代のキーワードで、"パワーウーマン"を象徴する(?)肩パッドの付いた服も大人気でした。

グウェン・ステファニー
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690年代 グウェン・ステファニ風グランジ細眉時代

前半はグラマラスなスーパーモデル全盛期の時代。でも、スレンダーなケイト・モスが登場した辺りから、次第にグランジがトレンドに。この時代のファッションアイコン達は競って眉を細くしていたそう。特に女子たちがマネしたのが、グウェン・ステファニやドリュー・バリモア、キャメロン・ディアスの細眉。

カーラ・デルヴィーニュ
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72010年代 カーラ・デルヴィーニュ風"スーパーヒーロー"太眉時代

SNSを制してこそのスター、という風潮の昨今。自撮りに映えるくっきり眉毛のキム・カーダシアンがスターダムに。そして英国人イットモデル、カーラ・デルヴィーニュの"スーパーヒーロー"のような太眉がセンセーショナルに登場し、太眉は一気に大人気に。

眉毛の変遷
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2010年代風眉の作り方

1.アイブローライナーで隙間を埋めながら、眉を長めに描きます。 

2.眉をブラッシングしたあと、アイブロージェルで逆毛を立てるように中心に向かって描いていきます。 

3.その後、再び外側に向けてブラッシングし、毛流れを元に戻しながら形を整えればスーパーヒーロー風眉毛の出来上がり。