Mamiの気になりニュース番外編】

「バイリンガルニュース」のMCを務めるMamiが、ちょっと気になるニュースをピックアップ。ライターyokoが深掘りした記事をお届けします!

投稿者が位置情報の設定をオンにしていた場合、1日8回のツイートのみで、家と会社の住所を特定できてしまう、というこがマサチューセッツ工科大学とオクスフォード大学の専門家の調査で判明しました。

ツイートの内容自体は、ネット記事へのコメントやビデオへのリンクなど、居場所には関係のないものかもしれませんが、位置情報がオンになっていた場合、投稿した場所が分かってしまいます。ツイートされた時間帯と場所を分析すれば、高い確率で投稿者の家や会社の住所を突き止めることができてしまうのだとか。

位置情報サービスは、初期設定ではオフになっていますが、自主的にオンにしているユーザーが多いとのこと。

マサチューセッツ工科大学に<Internet Policy Research Initiative>というテクノロジーが社会にどのような影響を与えているかを分析し、時代に即した政策を政府にアドバイスしている組織があるそうですが、ソーシャルメディアの利用により、どれほど個人情報が露呈してしまっているかの理解を深めるための取り組みをしていて、今回の調査もその一環で行っていたよう。

ハッカーなどではなく、テクノロジーの知識がそれほど豊富ではない普通の人でも、家や会社の場所を特定できてしまうというのは少しドキッとする発表ですね。

ツイッターの利用を控えたくなりそうですが、設定さえ気をつけておけば、住所が知られることはありません。心配であれば、過去の投稿の位置情報も削除することが可能です。フェイスブックや、インスタグラムなど他のソーシャルメディアにも同様のリスクがあると考えられるので、安心して楽しむためにも、設定を確認しておいた方が良いかもしれません。