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Babykiy

多方面で大活躍中のBabykiyさんが、アーティストとして本格始動! 現在、デビューアルバムを制作中ということで、音楽制作への思いをインタビューしてきました。

――現在、アルバムに向けてどんな楽曲を制作されていますか?

聞いただけで風景・時間・場所などを感じられる曲、というのが私の音楽の大前提。今は特に夏に向けた曲が多いです。海や自然に関わった旅行からインスピレーションを受けて書いています。ひとりの女の子の夏のストーリーやライフスタイルというイメージです。元気付ける曲があったり、HAPPYな曲があったり...。歌詞に格別女の子らしい言葉が入っているわけではないのですが、ひとりの女の子が軸になっています。

また、今回は1曲カバー曲をアルバムに入れるのですが、そのアレンジが一番難しいです。普段は歌詞先行で曲作りをするため、先にメロディが入っているカバー曲は一段と大変! 元の歌詞や言いたいことをなるべく崩さないように、私の言葉で表現するっていうバランスも至難の業だなって。"どこから手を付けていいかわからない!"と思ったこともありましたし、何度も何度も歌詞を書き直して、歌って、聞いて、やり直して...って繰り返しています。自分でイイって思っても違うことってありますからね。

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――周りの意見を聞く、ということですか?

そうですね。客観的な目線ってすごく大事なことだと思います。大好きな曲はたくさんあるけど、チームでどれがいいか選んでいかないと、良い作品にはならないかなって。カバー曲に関しても、私自身が好きな曲だったのもありますが、"この曲が合うんじゃないか"っていうチームの意見で決まりました。"ビーチミュージックをやっているコ"というイメージを確立しつつ、印象付けるためには、まさにこの曲っていう感じで。他の曲も、キャッチーでポップな売れそうな曲、というより何十年も聞いてもらえる曲がいいなって思っています。ライフスタイルに合った音楽なら30代になっても、40代になっても楽しんでもらえるし、共感してもらえるんじゃないかなって。

――普段は歌詞先行ということですが、歌詞作りはいつもどうされていますか?

ノートをいつも持ち歩いていて、何かを感じたり、浮かんだりしたら、メモを取るようにしているんです。それを見ながら、歌詞を作ります。ずっと習慣にしているので、昔のノートを見ながら歌詞を書くこともあります。本もよく読むようにしています。専門学校の先生に同じ本を何度も読むことが大切っていわれたので、古い本を繰り返し読んでいます。ちなみに以前からよく読んでいるのは、ソフィア・アモルーソ著の『GIRLBOSS。自分にない発想やボキャブラリーを得られるので、本を読むことは歌詞を書くためには大事な時間だと思っています。歌詞って、詩みたいなものとストーリー仕立てになっているものなど、いろんなタイプがあると思いますが、私の場合はストーリー仕立てに作ることが多いかな。歌詞を見てそれぞれのストーリーを感じてもらえたら嬉しいです。

――楽曲制作に行き詰ったときの解消法はありますか?

自分が好きな曲、やりたい曲を作ること()。それこそ、周りがどうこうって関係なく、自分の好きな曲って思うと、どんどんアイデアが沸いてくるし、数分でできちゃうこともあって。それでも、音楽に触れたくないときは、旅行に行っちゃいます! 先日は宮古島に行ったのですが、毎日潜って、全部発散してきました! だから、今はフルパワーで楽曲制作に集中しています。

――最後に、アルバムを待っているみなさんにコメントをください。

小さい頃から音楽をやってきて、紆余曲折色んなことがありました。やっとひとつの形として、アルバムを発表できることになり、本当に嬉しいです! 私の名刺代わりになるような一枚です。ぜひ手にとって聞いていただけたら、と思っています。6月のライブからアルバムの曲も歌っていきますので、楽しみにしていてください♡