ランカスター大学とケンブリッジ大学出版局が、1990年代以降に使われなくなった英単語のtop15を発表した。調査をするにあたり、リサーチャーは20122015年にもっとも使われた英単語を500万個リストアップし、90年代に行われた同様の調査結果と比較。また1,000人のボランティアより収集した、家族や友人との通話内容を録音したデータからも、使用頻度の高い英単語を抜き出しリスト化をしたそう。

その結果、matey(親しい仲間)やgolly(おや、まあ)、whatsernamewhat's-her-nameの縮約形)など、かつてよく使われていた英単語や言い回しがランク圏外にダウンし、代わりにinternet(インターネット)やFacebook(フェイスブック)、iPhoneなど今の時代を象徴するテクノロジーを表す英単語がランクイン。

ランカスター大学の英国経済社会研究会議(ESRC)のリサーチャー兼ランゲージスペシャリストのロビー・ラブさんは「Facebookなど、新しいテクノロジーにまつわる単語に関心が高まっている。そういったSNSのユーザーでなくとも、その話題に触れる人が実に多い」と語る。「今回の調査から、90年代以降に進んだ情報化の影響による、オフライン時代の終わりがうかがえる。以前は目の前で起きたことを話すことで会話が成り立っていたけれど、今はそういった内容の会話が少なくなり、コミュニケーションをなしていた英単語が自然と使われなくなっている」と結果を分析した。以下、死語となりつつある英単語、そしてミレニアル世代にとっては常識ともいえる英単語はこちら。

90年代以降使用されなくなった英単語15

Golly(おや、まあ)

Matey(親しい仲間)

Whatsernamewhat's-her-nameの縮約形)

Crossword(クロスワード)

Playschool(プレイスクール)

Mucking(めちゃくちゃにする)

Comb(コーム)

Boxer(ボクサー)

Draught(ドラフト)

Avon(エイボン)

Permed(パーマをかけた)

Cobbler(コブラー)

Cassette(カセット)

Croquet(クロケット)

Ta-ra(またね、さよなら)

【今もっとも使用されている英単語15

Email

Internet(インターネット)

Google(グーグル)

YouTube

Website(ウェブサイト)

Twitter(ツイッター)

Texted(テキストメッセージを送った)

iPhone

iPad

Awesome(素晴らしい、すごい)

Massively(大量の、大規模の)

Yoga(ヨガ)

Laptop(ノート型パソコン)

Twenty-four24

Facebook(フェイスブック)

※この翻訳は、抄訳です。

From: Harper's Bazaar UK