パリ同時多発テロを受け、イギリステロ対策本部が"ロックダウン(厳戒態勢)"の手順を発表した。

この中に「テロに巻き込まれた際にすべきこと」の具体的なリストも含まれているので紹介したい。いつなんどきテロに巻き込まれないとも限らない。万が一に備えてこのガイドラインを一応でも把握しておくと良いはず。

リストは大きく分けると「1.逃げること」、そして「2.隠れること」の2つ。

まずは1つめの「逃げる」。もし隠れるよりも逃げたほうが安全そうならばその場を速やかに離れること。自分同様、建物内にいる人間がいたならば、逃げるよう促し、持ち物は置いて脱出する。

そして2つめの「隠れる」。逃げることが不可能だと判断し、やむを得ず隠れることになった場合、忘れないで欲しい重要な点は3つ。まず、こちらからテロリストを視認できる場合は、相手もこちらが見えているかもしれないということ。そして、こちらから相手を視認できないからと言って、相手もこちらが見えていないとは限らない、ということ。もうひとつは、携帯電話の音を消すこと。

そして最後に。バタクラン劇場の襲撃で「死んだふり」をして奇跡的に一命をとりとめた女性のことが報じられたが、ガイドラインで「死んだふり」は推奨していないので注意。

※この翻訳は、抄訳です。

Translation: Captain & Me, Inc.

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