最近発表されたニュースによると、現代のティーンは以前と比べてセックスに対する関心が低いんだとか…。人類の未来を左右しかねない(?)記事を、コスモポリタン アメリカ版からお届け。

このデータは米疾病管理センターが毎年実施している『Youth Risk Behaviors(若者によるリスクのある行動)』から得られたもの。2015年に1万6,000人の高校生に調査された内容によれば、わずか41%が性体験があると回答。10年前、この数字は47%。その数字をさらに細かく見ると、男子生徒の約43%女生徒は39%が性体験ありと回答したのだそう。

AP通信社によると、研究者らは、アメリカ人高校生たちの間でセックスをしている学生の数字が「大幅に減少」したことに当惑しているという。『National Campaign to Prevent Teen and Unplanned Pregnancy(10代および予期せぬ妊娠を予防する全国的運動)』のスポークスマンを務めるビル・アルバートは、「ティーンはセックスよりもスマホに夢中になっているからではないか?」と分析。「見晴らしのいい場所に車を停めて戯れるよりも、母親のリビングルームのソファでスマホをいじっている方が楽しいと思うようになった可能性があります」。

セックスに対するティーンの関心が6%低下した明確な理由はわかっていないものの、セックスや性をオープンに語れる環境が一般化されたことが、1つの原因だという見方もなされているそう。セックスの話はオープンにできるようになったのは喜ぶべきことだけど…。一昔前はセックスが一大事だったけど、現代の高校生は、昔のようにセックスをすることで反抗することがなくなったということかも。「社会的に見て、思春期の若者がセックスを求めることがもはやタブーではなくなったということを意味しているのかもしれません」と、ジョンズ・ホプキンス大学で「思春期の若者の健康について」教鞭をとるベス・マーシャル教授はAP通信に対して語った。

セックスはもはや皆がこぞって追い求めるものではなくなったということ…?となると、次に来るものは何なのかも気になるところ。

※この翻訳は、抄訳です。

Translation:Rubicon solutions

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