将来的に女性は男性と同等の賃金を得ると予想されながらも、それが実現するのはなんと170年後になるという衝撃のニュースをコスモポリタンアメリカ版から

先日、144カ国における保健、教育、経済、政治面での男女格差を統計化および追跡する世界経済フォーラムの男女格差レポートが発表された。「健康」と「教育的達成」の面では改善が見られたものの、それ以外の面では先行き真っ暗といった様子。というのも、2015年、世界経済フォーラムは男女の賃金が平等になるのは118年後になると予測したから。しかも、2016年に発表された報告によると、その年はそのさらに53年後になるという。となると、2186年になるまで、男女の賃金格差はなくならないということに。

USA Todayは、この背景には、発展途上国と同程度、「先進国」にも責任があると指摘している。ちなみに、男女の賃金が平等である国としてはアイスランド、フィンランド、ノルウェー、スウェーデン、ルワンダ、アイルランド、フィリピン、スロベニア、ニュージーランド、ニカラグアが上位を占めたんだそう。

なんでも、毎年、この調査の対象となった国の多くの「男女格差指数」が下降しているんだとか。つまり、格差は広がる一方だということ。

「この最新の結果がきっかけとなって各国政府がより抜本的な政策立案を推し進めて男女平等を実現し、企業が男女平等を優先課題として掲げること、私たち1人1人が男女平等を実現するためにより高い意識を持つことを願います」と、報告書の著者は序文で述べ、さらに「この報告書を読むすべての人たちに対して、この取り組みへの協力を仰ぎますと加えている

同じ仕事をしているのに男女で賃金格差があることはなんとも許しがたい…。多くの女性この現状を知り、国企業への働きかけをする必要がありそうだ。

この翻訳は、抄訳です。

Translation:Rubicon Solutions, Inc

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