数々の音楽賞に輝き、テイラー・スウィフトの親友としても知られるイギリス出身の人気シンガーソングライターエド・シーラン26)。そんな彼が、現地時間今月24日(金)に放送されたギリスの慈善団体コミック・リリーフが行っているチャリティーイベント「レッド・ノーズ・デイ」の番組に出演し、アフリカのリベリアに暮らすホームレスの子供たちを救ったと話題に。

この番組では、エドがリベリアを訪れた際に出会った、ストリートに暮らすジェイディー君という男の子との会話を紹介。

暮らし始めて6カ月、「ここでは暮らしたくない。学校に行きたい」と話したジェイディー君。

加えて「将来は何になりたいの?」というエドの質問に、

大統領になりたいんだ。僕が大統領になれば、学校を建てて、ここに暮らすコミュニティに食料を与えられる。そして、幼い子供たちを育てるために資金だって送れる。

そんな大きな夢を抱く彼の家族はというと… 母親と祖父はエボラウィルスで亡くなり、父親はそんなジェイディー君を置き去りにして出ていってしまったという。

ジェイディー君をはじめ過酷な生活を送る子供たち。たったコップ1杯の水と1切れのパンが食料で、危険な夜も野ざらしのカヌーの中で寝泊まりをしている…。

心を動かされたエドは、リベリアに別れを告げる直前「このまま去るのが正しいとは思えないよと解決策が見つかるまで帰らずに現地で支援したい、またジェイディー君はじめ、彼の5人の友達も一緒に車でホテルに連れて行きたいと伝え「問題は支援にいくらかかるかじゃない。整った環境を与えられるまで、彼らを見捨てるべきではないと思う」とコメント。また、彼らが学校に入るまでの資金を援助したいと明かした。

デイリーメール誌>の最新情報によると、このチャリティー番組が放送された金曜日の夜には、寄付金が79000万円を超え、ジェイディー君や彼の友達も救うことができたとのこと。

これはxの内容です。詳細はそちらでご確認いただけます。

「レッド・ノーズ・デイ」を主催する『コミック・リリーフ』はエド・シーランが出会ったジェイディーと彼の友達は安全です。でも、その他にもたくさんの子供たちが危機にさらさせていますとツイッターに投稿、引き続き募金を求めている。