米オンライン新聞のハフィントン・ポストによると、ISのテロリストがパリを襲撃して129名の犠牲者を出した事件の数日後、人々が追悼に集まるパリのレピュブリック広場で、「ハグしてください」と書かれた看板を足下に置いて立つイスラム教徒男性がいたという。

YouTubeに上げられたビデオでは、目隠しをした男性の足元に2つのプラカードが。

ひとつには「僕はイスラム教徒です。だからテロリストだと言われました」、もうひとつには「僕はみなさんを信じています。みなさんも僕を信じてくれますか? …信じてくれる方は、僕にハグをください」と書かれている。

集まった人々は…ハグで応えるのみならず、涙を流して彼の活動を応援。

ビデオの最後で、男性は目隠しを外し、心からの懇願のメッセージを周囲に集まった人々に伝えている。

「僕はイスラム教徒です。でもだからといって、テロリストではありません。僕は誰も殺していません。テロがあった日は僕の誕生日でしたが、外に出かけず家にいました。犠牲者の遺族の方々には深くご冥福をお祈りします。僕が伝えたいのは、"イスラム教徒"が必ずしもテロリストではないということ。テロリストはテロリスト、無差別に人を殺す人たちです。僕たちイスラム教徒は絶対にそんなことはしません。それはイスラム教の本当の教えに反するから」

この翻訳は、抄訳です。

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