家の鍵を使ってレイプ魔と戦った若い女性が、その勇気ある行動に対し表彰されたという、コスモポリタン イギリス版からのニュース。

この21歳の女性は、仕事から帰宅中の午前0時頃、シェフィールドシティセンターという場所を通過中に、レイプ犯ジョナサン・ホームズに1マイル(約1.6キロ)ほど尾行された後、茂みに突き倒され性的暴行を加えられそうになったという

しかし、とっさの判断であらかじめ家の鍵を手に握っていた彼女は、その鍵でレイプ犯の顔を切りつけることに成功。その後、彼女の助けを求める声に通行人が気づき、一難を免れたのだとか。

サウス・ヨークシャー州警察のスコット・グリーン警視は、この女性に以下のように述べたそう。

「あなたが、驚くべき勇気を今回の捜査で示してくださったおかげで、犯罪の再発を未然に防ぎ、犯人を追い詰めることができました。また、この衝撃的な出来事に遭遇したにも関わらず、あなたの詳細な記憶によって、非常に危険な犯罪者を逮捕するに至り、有罪判決の末、収監することができました」

「サウス・ヨークシャー州警察の代表として、あなたが真に優れた勇気を持って、この町に住むすべての女性が安全に暮らせるよう、勇敢に無私無欲に戦ったことを称えます」

事件当日、ホームズにつけられていると気づいた女性は、3回ほど道を反対側に渡ったものの、彼をまくことはできなかったという。そこで彼女は、パートナーに連絡を取るために携帯電話を取り出し、必要があれば自己防衛できるようにと手に家の鍵を握った。その後ホームズは、彼女に襲いかかり、近くの茂みに彼女を突き倒したのだ。

「楽しませてやるぜ」。ホームズのこの言葉を聞いた彼女は、手に持っていた家の鍵でホームズの顔を切りつけ、みぞおちにパンチを食らわせ、ホームズが彼女の口に入れてきた舌を強く噛んだそう。通行人が彼女の叫び声を聞きつけたことに気づいたホームズは、逃げようとしてガードレールを飛び越えたときにケガをし、午前1時30分に警察に発見されたとのこと。

検察官のレイチェル・ハリソンは女性に対し、「ホームズがこのような行為に及ぶことは二度とないでしょう」と伝えている。

11月に撮影された防犯カメラの映像には、ホームズが夜に飲み歩いた後、壁の影に隠れて1人でいる女性を観察している姿が映されていたという。

ホームズはこの件において、懲役4年半の判決を受け服役中。

身の危険を感じたときのために、女性のみなさんは「家の鍵が武器になる」ということを、頭に入れておくといいかもしれません。

※この翻訳は、抄訳です。

Translation:Rubicon solutions

COSMOPOLITAN UK