特に深い意味で投稿したわけじゃないのに大炎上してしまう、なんて話はよく聞きますよね。でもアメリカに住むゲイリー・バリーという男性は炎上どころか、FBIとアメリカ合衆国のシークレット・サービス(大統領の警護を行う機関)にマークされ、自宅で尋問される事態になったんだとか。一体どんな投稿をしたらそんなことに…。

コスモポリタン アメリカ版によると、ゲイリーは大統領選のキャンペーンでヒラリー・クリントンとバーニー・サンダースがオハイオ州立大学にやって来るというニュースに対して、Facebookに「どこに爆弾を送りつけたらいいかな?」と投稿。これに対してSNS仲間たちが驚き、すぐさま返信。

友人1:「うわあ」

ゲイリー:「うわあって何が?」

友人2:「本気? 世界中に発信するつもりで書いたわけ? シークレットサービスかFBIがあんたの家にやって来ちゃうよ

もちろん、ゲイリーとしては冗談で発した一言だったわけですが、その投稿はネット中を巡りに巡って、誰かしらが実際にシークレット・サービスに通報。そして彼はなんと、友人の忠告通り、本当に尋問を受けることに!

「人種差別主義者か、反イスラム主義者か、自殺念慮はあるか、大統領か副大統領を暗殺したい考えはあるかなど、いろいろと聞かれたよ」と言うゲイリー。アメリカでは、ネット上での大統領及び候補者への脅迫は最高5年の懲役が課せられる可能性がある、とのこと。現在のところゲイリーに刑罰が下ったかは不明ですが、シークレット・サービスによる尋問では、「Facebookでの発言には重々気をつけるように」と厳重注意されたのだそう。

今回、国家機関まで巻きこんだ事態になってしまったように、いつ誰でも、ほんの些細な発言が大ごとになってしまう可能性があるのがインターネット。

ネット上で何も言えなくなってしまうのはつまらないけど、みなさんも、発言には十分に気をつけて楽しみましょうね。

※この翻訳は、抄訳です。

Translation: Captain & Me, Inc.

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