去年はぎゅうぎゅう焼きに明け暮れた一年だった。新しいレシピを考えるために、週末になると必ずと言っていいほど焼いていた。正直、作る側としては少々飽きて、他のものを作りたいなあと思いつつ、それでもやっぱり週末になると「ぎゅうぎゅう焼き」である。自分で言うのもなんだけど、簡単でおいしいのだ!
この日は珍しく、鶏の胸肉を使ってみた。普段、もも肉を使うことが多い理由は、柔らかくて食べやすいから。でも、私自身は噛み応えのある胸肉も好きだ(家族は断然もも肉派)。長ネギと里芋と合わせて、ちょっと和風なぎゅうぎゅう焼きにしてみた。アクセントはクルミ。工夫したのは、マリネ用のレモンソース。
すべての具材をボウルに入れて、あらかじめ作っておいた「オリーブオイル+レモン汁+塩胡椒のレモンソース」を回しかけて、しばらくマリネしてから焼いてみた。バットにあけて、レモンソースごと焼いてしまう。スライスしたレモンは見た目にもきれいだけれど、焼いている最中に爽やかな香りがキッチンに広がって、幸せな気持ちになれるから絶対におすすめである。レモンなし、ダメ、絶対!
180度のオーブンに入れて30分(電気オーブンを使用している方は200度30分がおすすめ)。トロッとした長ネギとホクホクとした里芋、しっかりとした食感の胸肉がいい感じで焼き上がった。具材は冷蔵庫にあるものでOK。お肉がなければソーセージ、あるいは魚でもいい。組み合わせは自由自在。今日はなにも作りたくない~!という日こそ、ぜひ焼いてみてください。
材料 (2人分)
鶏胸肉 300g
長ネギ 1本
マッシュルーム 5個程度
レモン 1個(スライスを4枚ほど残して、あとは絞る)
里芋 5個
クルミ 適宜
オリーブオイル 50cc
塩胡椒 適宜
※180度のオーブンで30分
作り方のポイント
オーブンの温度設定は調整してください。さっぱりとした味なので、物足りない人はソースを用意してください。おすすめは梅肉。
参考:『村井さんちのぎゅうぎゅう焼き』
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