先日、暑い季節になると必ず作る冷凍レモンのことをなにげなくツイートしたら、数万回もリツイートして頂いた。レモンの皮を剥いて、くし形や輪切りにして凍らせ、氷の代わりにするというだけの単純な工夫なのに、なんだか申し訳ないことです……。
レモンはスーパーで購入すると割高な印象があるけれど、インターネット上にある店舗でまとめ買いをすれば5キロや10キロといった単位で、格安で手に入れることができる。
皮に少し傷があったり、形がいびつな、いわゆる「訳あり」と呼ばれるレモンだが、家庭で使う分にはまったく問題はない。私も先日、10キロ購入して、せっせと皮を剥いて冷凍した。これで一夏を乗り切る予定だ。
さて、レモンを手に入れたら、早速皮を剥いていきましょう。これは、くし形に切りそろえ、凍らせたレモン。これを氷代わりにして、炭酸水に入れるのだ。大人の皆さんはついでにウォッカやジン、焼酎などを入れてもいいでしょうね、ハイ。
次に作るのは皮付きの輪切りレモンだ。
皮付きにするのにはワケがあって、料理に使った時に見栄えがいいというのがひとつ。それからもうひとつは、輪切りレモンを砂糖漬けにする際、皮を残しておくと苦みも残って、暑い時期にはそれがなんとも美味なのだ。
高血圧が気になる微妙な年齢の私にとっては、レモンは塩の役割を果たす大切な調味料とも言える。鶏肉との相性は抜群なので、冷凍レモンと鶏もも肉のオーブン焼きは、夏のわが家の定番メニューである。レモンが焼けてきた時の爽やかな香りがたまらない。
そして最後にオマケの情報を。剥いた皮は軽く干して、ティーパックに入れてお風呂に入れてみて下さい。なんとなくおしゃれ気分ですよ。なんとなくだけど。
そうそう、大量に買ったレモンは友達にお裾分けするといいですね。おいしいものが返ってきたりしますから(例えばレモンケーキとかね)。
- 材料
レモン お好きなだけ
- 作り方のポイント
バットにならべて冷凍すると、レモン同士がくっつかず、使うときに便利です。