次の米大統領有力候補、ヒラリー・クリントンの言葉

「女性は絶対に大統領になれない」なんて言う人には、「やってみなければわからないでしょ」って言い返してやるの。

人生でも特に素晴らしい課題。それは、自分に与えられた機会をしっかりとつかんで自らの能力を発揮して、できるだけベストの選択をするってことね。

私たちは、世の女性や若い女の子が（男性と）同じ賃金と機会を手にすることを実現しなければならない。つまり、女性の権利イコール、人間の権利なの。　

女性や若い女の子の権利獲得は、21世紀における未完の仕事だと思っているわ。

1人の女性の意見に賛成できないこともあるでしょう。とはいえ、その女性の意見や行動に反対するのではなく、外見を批判することは誰のためにもならないの。女性のルックスをけなす人は、相手に対する理解が足りないってこと。ハイレベルな考えをする能力が欠けているわ。あなたは「あの女はブスだ」なんて思うかもしれないけど、そんなあなたを皆は「バカだ」と思ってるはず。

米国務長官として自分が成し遂げたことは何かって？　そうね、聞いてくれてありがとう！　一番誇りを持って言えるのは、（就任）初期に直面したバッシングに関係があるわ。最初の頃は人々の考え方があまりにも狭いところに集中していて、広い視野が欠けていたように思う。だけど私たちがバッシングを克服したことは、自分でもよくやったと思ってる。 とても誇らしく思ってるわ。思うに、それが一番の功績じゃないかしら。

女性を抑えつける法律や伝統は、社会全体をも抑圧する。

あまりにも多くの国の、あまりにも多くの女性たちが"沈黙"という名の言葉を使っている。

あれこれ振り返る時間は無駄遣いにすぎず、私たちがその先に進むのを妨げる。

人間の権利は女性の権利そのもので、その逆もしかり。そこには言論の自由、そしてその声に耳を傾けることも含まれているのを忘れないで。