コスモポリタン イギリス版から、アメリカの大統領がこの人になったらどうしよう…とちょっと不安になる記事を。

不自然なオレンジ色の肌、大富豪のビジネスマン、二度見せずにはいられない独特のヘアスタイル(本人はヅラ説を否定してるけど…)がインパクト満点のドナルド・トランプ。彼が人気リアリティ番組『アプレンティス』でホストを務めていた頃は、単なる品のない成金オヤジだったんですが…。

ところが、2015年6月に大統領選への出馬を表明して以来、耳を疑う暴言を次から次へと繰り返しては物議を醸しだしています。とりわけ、女性に対する複数の侮辱発言には開いた口がふさがりません…。

そこで、彼が実際に発した言葉をまとめてみました。

  1. 「『アプレンティス』に出演した女性たちは皆、意識していたかどうかは別にして俺とイチャついた。そんなことは想定内のことだけどな」(著書『金のつくり方は億万長者に聞け!~大富豪トランプの金持ち入門~』の一節)
  2. 「ヒラリー・クリントンは旦那さえ満足させることができなかった。そんな彼女が、アメリカを満足させるなんてできると思うか?」(Twitterでのコメント、2015年4月16日)
  3. 「(長女のイヴァンカは)…彼女はかなりいい女だ。もし自分の娘じゃなかったら、彼女とデートしてるだろうって言ったことがあるくらいだ」(2006年3月6日、テレビ出演中のコメント)
  4. 「(妻について)彼女は俺に対して100%尽くしていない。せいぜい84%だ。残りの16%は子どもたちの世話に費やしている」(TIME誌、2011年5月23日)
  5. 生放送のTV番組の中で、Fox Newsのキャスターのメギン・ケリーに一言。トランプが発した女性に対する侮辱発言について問いただしたときのこと、「能なしのバカ女」と発言。(Fox News、2015年8月)
  6. 「世界でもっとも美しい女たちとセックスするたびに、自分に言ってやりたいとよく思ったもんだよ。クイーンズ出身のただの若造だった俺が『今、どんなにオイシイ思いをしているか、想像つくか!』ってね」(著書の『Think Big: Make it Happen in Business and Life(原題)』の中の一節)
  7. 「俺は、数多くの女性たちに素晴らしいチャンスを与えてきた。だが彼女らがスターになってしまえば、俺の楽しみはそこで終わりさ」(TV出演中のコメント、1994年3月10日)
  8. 「(女性に関して)女なんか、クソみたいに扱えばいいんだよ」(New York誌、1992年11月9日)
  9. 「(トランプが不倫の末に妻を捨てたことを非難したTV司会者のロージー・オドネルに関て)ロージーは負け犬だ。正真正銘の負け犬だ。あの感じのいいデブ女から、しこたま金をせしめてやる」さらに、ロージーに対して無礼者、嫌なヤツ、アホ、豚など、ありとあらゆる言葉で罵倒。
  10. 軍隊で性的犯罪が発生していることについて、トランプは男女が一緒に仕事をしていることが原因だと主張。「性犯罪の報告件数は2万6,000件なのに、有罪判決が下されたのは238件のみだ。お偉いさんたちは、男と女を一緒に働かせたら、どんなことになるか想像しなかったのか?」(Twitter、2013年5月7日)
  11. 「女の本性は、巷のイメージとはかけ離れている。あいつらは男たちよりもはるかに性悪で、ずっと攻撃的だ…」(著書『敗者復活  不動産王ドナルド・トランプの戦い』の一節、1997年)
  12. 「この世で最も飛び抜けた美人のうちの1人を知ってるか? 彼女の誕生の一端を担ったのは俺だ。それは俺の娘のイヴァンカだ。彼女は身長182cmあって、最高の体をしている。モデルとして、途方もない額の金を稼いでる」(ラジオ番組出演中のコメント、2003年)

次期大統領候補として、世界中を戦々恐々とさせている彼の思考や発言。もし大統領になったら…大丈夫かアメリカ!?

※この翻訳は、抄訳です。

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