今度こそ体重を減らして、健康的なボディを手に入れたい! その一心で、食事の度にカロリーを計算したり、好きなおやつを我慢したりしている人は多いのでは? 

そんなあなたに、コスモポリタン イギリス版より、写真を見るだけでカロリーに関する意識が変わってしまうと話題のSNSを紹介。フィットネス・インスタグラマーのルーシー・マウンテンさんはインスタグラムアカウント<TheFFFeed>を通じて、食事にちょっとした工夫をすれば大きく"カロリーオフ"できて、減量中でも好きなものを食べられるというメッセージを発信している女性。

ルーシーさん曰く「カロリー計算をすれば健康になるというわけではない」けれど、「減量、もしくは増量したいのであれば、カロリーを理解しておくことが大事」とのこと。

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食事は73の比率を心がけているの。食事の7割は腹もちが良くて、微量栄養素が豊富な好きなものを食べて、残りの3割は腹持ちや栄養価が高くなくても大好きなものを食べるの。忙し過ぎて64になってしまっても気にしない! 今週なんか元気が出ないし、ホルモンのせいもあって55くらいになってるけど、一時的にそういうときもあるわ。

カロリーを正しく認識するには、「カロリー量=ヘルシーさではない」ことや、「カロリーオフ=分量を減らす」ではないと理解する必要があるのだそう。

たとえば<TheFFFeed>には、ひと握りのアーモンドと、ひと握りのフルーツゼリーをそれぞれの手に乗せた写真が投稿されているけれど、意外なことに、いずれも同じ188キロカロリーなのだそう。

アーモンドの方が、優れた栄養素が豊富で腹持ちも良いのはわかっているわ。でも、甘いものやチョコレートバーを選ぶこともあるの。だって、私の食生活はほとんどがバランスのとれた微量栄養素たっぷりの食事だから、少しくらい栄養価の低いスナックを食べても平気なのよ! 大好きなものを我慢するなんて私には無理。自分が口にするものを理解すること、そして価値観と知識に基づいた選択をすればいいと思うの。フルーツゼリーを少し食べれば心が元気になって、結果的にヘルシーになっているはずよ!

ほかにも、カロリーの違いに驚かされる目からウロコな写真がたくさん。ぱっと見ると同じに見える2枚の写真なのに、カロリーには大きな違いが…。

左のお皿:脂肪分5%の牛肉、オリーブオイルスプレーで調理。 右のお皿:脂肪分12%の牛肉、大さじ1杯のオリーブオイルで調理。

同じに見えるのに、その差はなんと約200キロカロリー! 違いは「肉の脂肪分と調理に使う油の量」だけなのだそう。脂肪分もカロリーも体が機能する上で大事だけれど、「体重を管理したいのであれば、素材をヘルシーなもので代用するという手段があるわ。でも脂肪分は大事だから、しっかり1日の食事を通して十分に補うようにね」。

他にも、量を少しだけ減らしたり、素材を変えるだけで、カロリーに大きな差が出る衝撃の食事例が。

違いは3つだけ。サラダのドレッシング、ベイクドポテトに使った油、そしてツナに入れたマヨネーズよ。いずれも、左のカロリーオフレシピでは低カロリーのものを使用しているの。

どちらも同じ量の食事だけど、左は550キロカロリーも少ないのよ。

オレンジジュース:糖分控えめvs普通のジュース/ポリッジのアーモンドミルク:無糖vs砂糖入り/サラダのドレッシング:ライトタイプvs普通のドレッシング/ベイクドポテトに使った油:ライトオリーブオイルvs普通のオリーブオイル/ツナのマヨネーズ:ライトマヨネーズvs普通のマヨネーズ/牛肉:脂質5vs脂質12%/野菜を調理した油:ライトオリーブオイルvs普通のオリーブオイル/ヨーグルト:脂質0vs脂質2

ピーナッツバターは大好きだけど、ナッツバターは脂肪分が高くて高カロリーなのよね。どちらも同じトーストだけど、左は15gのピーナッツバターで右は40g。それだけで150キロカロリーも違うのよ!

左:アボカド 1/2、カッテージチーズ 30g、トーストしたオーツ 5g、レモン汁 大さじ1/2

右:アボカド 1個、フェタチーズ 30g、トーストした胡麻 10g、ココナッツオイル 大さじ1/2

好きなものを我慢する必要なんてないわ! 体重を落としたいなら、材料をちょっと変えるだけでカロリーはかなり抑えられるのよ。

見た目や量はほとんど同じなのに、ちょっとした工夫でこんなにカロリーが下げられるなんて驚き。上手くカロリーオフして、好きなものが食べられるダイエットってとっても理想的♡

この翻訳は、抄訳です。

Translation: シャー順子

COSMOPOLITAN UK