家でもクリック1つで買い物ができる時代、思わずポチッと衝動買いをしてしまい、その結果、必要でないモノに囲まれて生活している人は多いはず…。

そこで、<Good Housekeeping>元セレブのパーソナルアシスタントを務めていたヴィッキー・シルバーソーンさんにインタビュー。現在は、プロの整理整頓エキスパートとしてキャリアを確立した彼女。

そこで、彼女が絶対に買わないと断言するアイテムをご紹介! 今までの買い物を見直してみて。

1.「すでに持っている道具と同じ用途を満たすアイテム」

「あえて言われるようなことではないと思われるかもしれませんが、考えてみると、同じことをしてくれるアイテムが複数必要ではないことは確かです。

たとえば、リンゴやアボカドを切るために使うナイフをすでに持っている場合、リンゴの芯取りやアボカドスライサーなどの道具は必要ではない、ということです。見たときは『これがあれば絶対に便利!』と思っても、結局キッチンの片隅で日の目を見ない運命になるはずです」

2.「集めるためだけの目的で持つアイテム」

「本屋に行くとテンションが上がり、何冊もの本を買ってきてしまう人がいます。

それを防ぐには、あくまで必要としているもの"だけ"を買うこと。たとえば、読み終わった本があったら友人にあげるか、寄付(またはリサイクルに出す)するなどしてから新しい本を買うことをルールにしましょう。そうすれば、将来、山積みになった本を一気に片付けなくてはいけない状況を避けられます」

3.「入れる物が決まっていない収納アイテム

「すべてのモノを整理整頓する前に収納用品を絶対に買ってはいけない、と口を酸っぱくして言います。真っ先にすべきことは整理整頓。次に、収納しきれなかったアイテムを収納するアイテムを買いましょう。

また、"余分なスペース"のある収納アイテムの購入を避けましょう。もっとモノを買うことを想定すると、実際にそうなってしまう可能性が高まりますから」

4.「今の自分に見合ったモノではなく、自分の理想像のためのモノ」

「人は、とかく『こうなりたい自分』のために買い物をしがちです。あなたの家でもヨーグルトメーカーやスムージーマシンがホコリを被っていませんか?

いつか痩せるだろうと思って小さいサイズの服を買ったり、時間がないのに趣味のための器具や道具を揃えたりするのも同じことです。

新しいものを買う際には、今現在の自分のためであることを考慮してください。これはマインドフルネスに関わることであり、今この瞬間を生きることにもつながってきます」

5.「タンスの肥やしになるバーゲン品」

「私の顧客の多くは、自宅を倉庫のように思っているようです。彼らは、たとえばシャンプーのようなものが安く売られていると、"万が一の場合"に備えて大量に買います。

私は、顧客に対して常に自宅は倉庫ではない、だからこそ店が存在している、と言い聞かせています。考えてみれば、緊急に必要になるもののほぼすべてのものは深夜営業の店や<Amazon>の配送サービスなどで入手できるのですから。

割引販売とは定期的に行われるものですので、お気に入りのシャンプーや歯磨き粉が必要なとき、お得な価格で買える可能性はこれからいくらでもあるのです。

そう考えると、自宅を予備のもので埋め尽くす必要などないことが分かるでしょう。予備はせいぜい1つあれば十分です。自宅を倉庫代わりに使うのはやめましょう!」

※この翻訳は、抄訳です。

Translation: Rubicon Solutions, Inc.

GOODHOUSEKEEPING