10代のころは感情やホルモンがジェットコースターのように上下し、様々な体験が入り乱れる怒涛の時期。そのときは漠然と大人になった自分のイメージを持っていたものの、実際には想定外のことが多く起こるのが常。

そこで、ネット掲示板<AskReddit>で、「ティーンエージャーの皆さん、Redditにいる大人たちに質問はありますか?」というテーマの元に投稿された、大人なら思わず頷いてしまうアドバイスの数々を、コスモポリタン アメリカ版からお届けします。

1.親友は一生の友だちになるとは限らない

10代のときの友だち関係は一生続くと思いがち。とはいえ、年齢を重ねるにつれて友だちと疎遠になってしまうことは多々あるもの。自然消滅する場合や、ある日突然縁が切れてしまうパターンなど、シナリオはいろいろあるけど、これはごく自然なこと。逆に新たな出会いによって新たな友人ができるので、10代のときの友だちだけがすべてではないということがわかってくるはず。

2.″拒絶″は人生における最悪のことではない

拒絶されるのは誰にとっても辛いもの。でも、拒絶されることが必ずしも最悪のことでないとある時点で気づくはず。拒絶よりも悪いのは、それを恐れてトライしないこと。失敗しても得るものはあるのだから!

3.優先順位は必ず変化する

これは10代の時も含め、常に変化し続けるものだと思って間違いなし。そしてそれはごく自然なこと。基本的な道徳やエチケットはそうそう変わるものではないけど、自分にとって大切なことは年齢を重ねるにつれて変わるものだと心の準備をしておくのが◎。

4.失恋は年齢に関係なく辛い

それでも、必ず乗り越えられるもの。

5.「理想の仕事」が手に入らなくてもいい

たとえ「理想の仕事」が得られたとしても、100%常に楽しいことばかりとは限らないのが現実。だからといって、それが悪いわけでもない。この世のどこかに完璧な仕事があって、それさえできれば幸せになれるなんて、都市伝説のようなもの。いずれ優先順位は変わるし、どの点にこだわるかによっても満足度は異なるものだから、与えられた仕事に全力投球するほうが満足度がアップするかも。

6.納税方法なんてたいていの人は理解できてない

わからなくても、世間の大多数はあなたと同じだと仮定してOK。それに、たとえ自分でできなくても、お金を払えばプロに任せられるのだから、そんなことで落ち込む必要なし!

7.心の病になったら、きちんと治療する

心の健康は体の健康と直結しているもの。社会に出ることで、今までにないストレスを感じる場合があることもあるけど、助けを求めるのは恥ずかしいことでもなんでもないので、早めに治療することが大切。

8.自分の健康に責任を持つ

若いときは自分が無敵に思え、悪い習慣が及ぼす影響に気づかないことも多いけれど、歳を取れば取るほど、一旦こじらせた病気を治すのは難しくなるもの。だから、若いうちから散歩をする、野菜を積極的に取るなどして健康に気をつけること。

9.物事はさらに悪くなる可能性がある

年齢が高くなるにつれ、物事は思うように行かないどころか、最悪だと思った状況がさらに悪化する可能性があると実感するはず。一寸先はまさに闇。

10.同時に、人間とは打たれ強い生き物でもあることがわかるようになる

自分に乗り越えられるはずがない!と思ったことを次々と乗り越えるにつれ、自分には思わぬ底力が備わっていることがわかるようになるはず。だからと言って悪い状態に慣れる日が来るわけではないけれど、いずれ乗り越えられると自分を奮い立たせることができたときが、「大人になってよかった」と思えるとき。

※この翻訳は、抄訳です。

Translation:Rubicon Solutions, Inc

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