女友だちって、時に彼氏よりも大事な存在。恋愛相談も将来についての悩みも、女性同士だからこそ話せることもたくさんあるはず。そんな大切な友だちとうまく行かなくなってしまったときってどうしたらいい?

そこで今回はコスモポリタン アメリカ版が放送する<コスモ・ハッピーアワー・ポッドキャスト>で、「友人関係を見直すタイミング」をテーマに語られた内容をお届け。

長い間仲が良かった女友だちとの関係を見直すのは大変なこと。でも傷つけあったり楽しいフリを続ける友人関係はあなたのためにならないはず。少し距離を置くことを考えた方がよい友人関係や、見極めるタイミング、友人関係に必要なポイントについて、以下4人の女性たちがアドバイス。友人関係への向きあい方に悩んでいるなら、ぜひ参考にしてみて!

―エリサ・ベンソン(コスモポリタンSNSエディター)

―パティ・グレコ(コスモポリタン エンタメ担当ディレクター)

―ガブリエル・バーンスタイン(作家)

―グレース・ヘルビッグ(ユーチューバー)

1.環境が違いすぎて、気持ちがシンクロしなくなった時

お互いに遠い場所にある大学に進学したり、まったく異なる職種の仕事についたりすると、取り巻く環境が違いすぎて共通点が少なくなってしまうことも。でもそれで友情が終わるわけではなく、少しだけ友情の質が変わるだけ。「もし話がかみあわなくなって、今までのように気持ちがシンクロするような感覚がなくなったら、友情のカタチが少し変わるタイミングなのかもしれません。でもそれで友情が終わるわけではないの。2人の友情の第2章が始まるって考えればいいのよ」とパティはアドバイス。

2.友だちの味方ができないと感じた時

親友ならどんな状況であれ彼女の味方でいたいもの。でもガブリエルは"彼女の味方はもうできない自分"に気づいたとき、友人との関係を見直す決意をしたんだそう。「言葉にはできないいろんな感情があったけれど、でも私自身のために友人と距離を置くことにしたの。悩んだけど、他に選択肢がないと感じたから」。

3.正直な気持ちを話せない時

お互いに本音で話ができなくなったときも、友人関係を見直すタイミングだとガブリエルはアドバイス。「正直な気持ちを話せないような関係なら、それは友人って言えないと思うの」。

4.同等の関係でなくなった時

友人とは"5050(フィフティ・フィフティ)"の関係であるべき。あなたが与えるばかりで、得るものがまったくないのであれば、友人でいることに違和感があるのでは? 「お互い助けあったり支えあったりする関係が築けないのなら、少しずつ疎遠になるのは仕方のないこと」とガブリエル。エリサも「良い友だちでいつづけるのがプレッシャーになるのは奇妙なこと。互いに得るものがない関係を見直すのは当然だと思う」と、ガブリエルに賛同。

5.今の自分を分かってくれる友人が必要

うまくいかなくなった女友だちとの関係を見直す決断をするのは、彼氏と別れるのと同じぐらい(またはそれ以上に)ツラい場合も。そんなとき「今のあなたを分かってくれる友だちの存在が不可欠」と、ガブリエル。「(今の状況を理解してくれる)親友と一緒にいると、私にとってどんな友人関係が必要なのかが身にしみて分かるのよ」。

6.友人といると落ち込むことが多い

友人の発言にストレスを感じたり、ときにイラついたりすることはよくあること。でも会うたびに落ち込んだり不快な気持ちになるのであれば、それは立ち止まって考えるタイミングかも。「会うたびに『私ってダメだな』と思ったり、別れたあとにウツ状態になるようであれば、それは友情が悪影響を及ぼしている証拠」とガブリエル。

7.「今の自分に必要な友人」が誰なのかが分かってくる

グレースは「大人になればなるほど、お互いに協力しあえる友人たちとのネットワークを築くのが公私共にどんなに大切か分かってくるもの」と考えているそう。「同じようなユーモアのセンスがあり、興味の方向が似ている友人を探すことがいかに重要なことか、歳を重ねるごとに実感するの。そういう友人こそ大事にキープすべきよ」。

また、彼女にとって「信頼できること」が友人選びのポイントなのだとか。「彼女の意見だったら信頼できる、と思える友人は本当に貴重。彼女があなたの考えに批判的な意見を言ったとしても、ちゃんと聞く耳を持つことも大事だと思うわ」。

8.友情は変化していくものだと受け入れる

グレースには同じユーチューバーであるハンナとマムリーという2人の親友がいるのだそう。「この業界に入って以来、彼女たちとたくさんの時間を共にし、いろんなことを語りあってきたわ。でも現在のような関係を築くまでには、互いに保つべき距離感など学んだこともたくさんあったの。友人に期待することやお互い踏み込まないエリアをきちんと把握することも、友人関係をうまく続けるためには必要なことね」。

この翻訳は、抄訳です。

Translation: 宮田華子

COSMOPOLITAN US

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