私たちが毎晩睡眠をとる場所が、実は細菌やダニだらけだと言われたら…?  寝室に関する"衝撃の事実"とその対処法を、コスモポリタン イギリス版から紹介します!

1.私たちは毎晩150万匹のダニと一緒に寝ている

この事実にぞっとしてしまった人に良いお知らせが。米国の消費者商品査定研究所グッド・ハウスキーピング協会のクリーニング部門ディレクター、キャロリン・フォルテ氏いわく、朝起きたときに布団やシーツを広げておくと、湿気が蒸発して空気が通り、ダニさんたちの増殖を押さえられる可能性があるとのこと。ぐちゃぐちゃっとしておかないように。

2.部屋の絨毯には、トイレの4000倍の細菌が宿っている

フォルテ氏いわく、絨毯をお手入れするには、週に1度は掃除機をかけるのがオススメなのだとか。「掃除機をかけないと、重めのホコリは深くまで入り込み、表面は軽いホコリに覆われてしまいます」。

3.何年も使い続けている枕にも、チリダニやはがれ落ちた皮膚が

たとえば約280グラムの枕は、3年もすればダニや寝ているときにはがれ落ちた角質の重みで、重量が2倍にまでなってしまうんだとか! 枕を清潔に保つには、定期的に洗濯機に放り込むこと。半分に折り畳んで形が元に戻らない場合は、はたくといいそう。

4.マットレスも掃除が必要

英国のマットレス製造会社ドリームズによると、8年使用したマットレスは約280グラム以上の角質が蓄積されているんだとか。フォルテ氏いわく、マットレスの掃除には布団専用掃除機を使って表面と側面、そして可能な限りスプリング部分も掃除機がけするのがオススメとのこと。

5.パジャマにも細菌がいっぱいかも

英国のマットレスメーカー、エルゴフレックス社の調査によると、女性は平均17日間連続で同じパジャマを着用しているそう。基本的に人間の皮膚は日々剥がれ落ちているため、その皮膚細胞がブドウ球菌などのバクテリアの生息地になってしまうことも。それを防ぐためには、「パジャマは3日置きに洗濯するべき」とフォルテ氏。

6.人は寝ながら年間98リットルの汗をかく

となると、湿度の高い部屋はまさに"絶好の細菌繁殖スペース"となり、ニオイも大変なことに。フォルテ氏によると、このニオイ対策としてマットレスに除菌スプレーをかけるといいのだとか。布類専用スプレーなら安心して使えるし、ニオイ消し効果も抜群。

7.ペットと寝ると病気になる危険性も…

オーストラリア チャールズ・スタート大学の獣医学専門家ジェイン・ヘラー教授いわく、ペットとの接触も、細菌感染のリスクを伴うそう。週に1回以上布団やシーツを洗うか、ペットには別の寝床を用意してあげるのがよさそう。

この翻訳は、抄訳です。

Translation: 名和友梨香

COSMOPOLITAN UK