実はあまり知らない、「帝王切開」の7つの真実

内臓も動かすの!?

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近年、帝王切開での出産が増えているらしい。アメリカではすでに30%以上、日本でも5人に1人(2014年度調べ)が帝王切開で出産しており、さらに上昇傾向にあるとのこと。しかし経験者以外、帝王切開について詳しく知っている人はあまりいないのでは?

そこで帝王切開を経験したコスモポリタン アメリカ版のライターが、「知っておきたい、帝王切開のあれこれ」を解説。普通分娩のつもりでも突然帝王切開になることも多いようなので、正しい知識を事前に知っておきましょう。

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1.帝王切開=「ちょこっと切るだけ」なんて大間違い! 

「実は私も分娩台に乗るまではそう思ってた。『必要ならば帝王切開もアリ。問題ないわ』なんて気楽に考えていたの。もしタイムマシンがあるなら、あのときの自分に言ってやりたい『そんな簡単なもんじゃないわよっ!』って。

帝王切開は『ガラスの破片が刺さっちゃったので取ってもらわなきゃ』とか『リンゴを切ってるときにナイフでグサッと刺しちゃった』なんて類のものじゃない。お腹をばっさり切りさいて、中から赤ちゃんを取り出すという立派な手術! 私は緊急帝王切開手術の後、縫合したお腹の周りを包帯でぐるぐる巻きにされ、尿道カテーテルを入れられ、足のむくみ防止のためにキツ~いソックスを履かされた。出産後丸1日以上自力ではおしっこやおならができず、固形物も何も食べられなかった。(ちなみに、出産後の初おしっこって、ものすごく痛い場合があるって知ってた?)それだけじゃない。その後私は手術時の麻酔が原因で髄液が漏れ、ひどい頭痛に悩まされることに。初産でママになった直後にこんなに痛い思いをするなんて…本当に大変だった(涙)!」

2.回復には思ったより時間がかかる

「病院から退院するとき、医師に『当分は1度に100メートル以上歩いちゃだめ!』と注意された。でも正直『何言ってんだか』って思ったわ。私は駐車が難しい街・ニューヨークに住んでいるのよ!って。病院の出口までは夫が車いすを押してくれたけど、家の近所の駐車場から自宅のあるアパートまでは10分は歩かなきゃいけないのに。

2子は普通分娩(経膣分娩)だったから出産後2時間で普通に歩きまわっていたけど、この帝王切開だった初産後は何をするのも痛かった! 家に帰ったら授乳もしなくてはならないし、まさにバトルの始まり。

お腹の傷口がふさがった後も、約半年は焼けるような痛みが残ったわ。傷痕に赤ちゃんの足がちょっと当たったり、ゆるゆるのヨガパンツの縫い目がこすれたりするだけで、画びょうで何万回もチクチク刺されるような痛みが走った。痛みが気にならない程度になったのは約1年後。加えて、お腹を内側からえぐられるような痛みもあったのをよく覚えてる」

3.医者が手術中に内臓を動かしてるって…知ってた?

「帝王切開って、スプラッタ映画もどきの部分も多少あるのよ。私の場合、途中までは赤ちゃんを産道から押し出そうとしていた。でも突然帝王切開することになったから、つまり赤ちゃんの位置を(何らかの方法で)急きょ変えたってことになる。どうやったのか詳細は知らないけど…でも私だけじゃなくて、同じ日に帝王切開手術したママたちが、みんな『お腹の中が何かヘン!』と言いだしたから驚いた! 内臓が通常の位置より後ろの方に引っかかって動かないような感覚だったの。帝王切開の場合、膀胱と腸を子宮の脇にずらすので、移動した臓器は元の位置に戻る必要があるとのこと。こういった情報は、帝王切開が『何でもないこと!』と思っている人たちにぜひ知らせるべき!」

4.帝王切開も「自然分娩」と考えるべき

「すべての出産は自然に起きる生理現象だし、どんな出産方法も自然分娩の1つであるはず。どこから赤ちゃんが出てきても、麻酔をしてもしなくても、完璧な出産なんてそもそも存在しないもの。『もっとこうすればよかった』『こうだったらよかったのに』なんて考えるのはナンセンス! 」

5.帝王切開で生んだことを恥じている、なんてことは断じてない!

「恥じてもいないし特に誇りにも思っていないわ。でも帝王切開だったことを残念に思っている女性がたくさんいるのも事実。普通分娩で出産できなかったことを気に病んでる人もいれば、手術の傷痕を全然気にしていない人もいる。出産に選択肢があることで安心する人もいる。こういったことはもっとオープンに話されるべきだと思う」

6.帝王切開も「奇跡の出産」の1

「普通分娩の最中に瞑想していたとか、恍惚となったとか、水中出産しながら禅の境地に達した…みたいな話、聞いたことがある人もいるのでは? もちろん帝王切開でだって、似たような"ヒッピー風"(?)の出産も可能。手術中に『この音楽をかけて』と指定する人だっているし、手術台の上で催眠出産の呼吸法を繰り返していた人だっている。

普通分娩で出産する予定だったとしても、私みたいに最後の最後に帝王切開になったというケースはいくらでもある。だから帝王切開になったらどうしようと出産前にクヨクヨ考えるのは時間の無駄。どんな方法であれ、赤ちゃんが生まれてきてくれたらそれは"奇跡"なのだから!」

7.帝王切開の次に普通分娩をする人もいる

「これは本当、だって私がその例だから。この話をすると『そんなことって可能なの?』とよく言われるわ。帝王切開後の普通分娩(VBACVaginal Birth After Cesarean)を躊躇する医師もたくさんいるけど、プロセスそのものはとても安全だったし、懸念される子宮破裂が発生する確率は100人に1人と言われているんだとか。ただ前回の帝王切開の状況と、現在の健康状態は、VBACに適しているかに影響するみたい。

もし普通分娩を試したいなら、医師や助産婦に相談して。でももしあなたにとってVBACが適さなくても、焦ったり嘆いたりしないで。私もたくさんのママ友に『予定帝王切開っていつ出産するのか先に分かるから、つまりちゃんと出産の準備ができるってこと。それってすごく助かることよ』ってたくさん言われたわ。確かにその通り! しっかり準備をして赤ちゃんを迎えるのも悪くないわよ」

※この翻訳は、抄訳です。

Translation: 宮田華子

COSMOPOLITAN US

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