最近、オレゴン州に住むパパ・ブロガーのクリント・エドワーズさんによる<Facebook>への投稿に話題が集中。理由は、エドワーズさんが地元の教会で勝ち取った、ある「勝利」なのだとか。子育てに関心のあるすべての人に、コスモポリタン アメリカ版から!

エドワーズさんは、3児の父としての奮闘ぶりを率直に綴る人気ブロガー。毎週2人の子供を教会に連れて行っているそうだけど、あるとき、男性トイレの壁に取り付けてあったベンチがなくなっていることに気づいたのだとか。そもそもなぜトイレにベンチがあったのかはナゾだけど、エドワーズさんはこれをオムツ交換台として便利に使っていたのだそう。

もちろん、オムツ替えのためにこんなベンチを使っていたのは、他に選択肢がなかったから。ベンチを片づけられてしまうと、エドワーズさんも、他のパパ達も、オムツ替えをする場を失うことに。そこで、今話題の<Facebook>の投稿で説明されているように、エドワーズさんが教会に掛け合った結果、オムツ交換台が再び設置されるという嬉しい変化が起きたのだとか。

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以下は、エドワーズさんの投稿の内容。

僕が通っている教会の男性トイレにはオムツ交換台がありませんでした。幼い子供のいる父親として、オムツを替えられないのは本当にイヤなものです。これは僕がモゾモゾ動く、ウンチまみれの幼児のオムツ替えが好きだと言ってるわけじゃありません。違います。そんな人はいません。でも、すべてのオムツ替えの苦労を妻に任せるのはもっとイヤなんです。この一連の子育ては、夫婦の共同作業です。

でも、正直なところ、これはよくあることです。妻のメルと僕がどこかに行くと、男性トイレにはオムツ交換台がないので、汚い床で替えるか、妻にたびたび頼むかしかありません。または、僕と子供だけのときは、子供を駐車場に連れていく以外の選択肢がないんです。誰の協力もなしにこれをしている若いシングル・ファーザーたちに、深い同情を覚えます。

こう言ったからといって、アメリカ中の女性トイレにすべてオムツ交換台があるということではありません。それは事実じゃありませんから。でも、僕の経験から言って、大抵男性トイレにはないけど、女性トイレにはあるものです。

もしこれを読んでいるあなたが父親で、子供のオムツ替えを拒んでいて、これが問題だと思わないとしたら、ふざけるなと言いたい! あなたは僕らのイメージを悪くしている。そしてもしあなたの会社が男女両方のトイレにオムツ交換台を置いているとしたら、それはすごい!

フェイスブックの投稿で、エドワーズさんは「(教会が)僕の言葉を聞いてくれたのは素晴らしい」ともコメント。彼が口を開いたおかげで、彼のような父親たちはきちんとした、衛生的なオムツ交換台を手に入れることに。

けれど、エドワーズさんの投稿がさらに素晴らしいのは、それによって知らず知らずのうちに女性や母親に子育ての全責任が負わされていることに注意を喚起したこと。おそらく、あなたが父親か親でない限り、トイレにオムツ交換台があるかどうかなんて、気にも留めないはず。でも、エドワーズさんが指摘するように、大きな変化をもたらすのは、こうした小さなことの積み重ね。母親だけがオムツ替えの責任を負わされるべきではないけど、それが女性トイレにしかなければ、選択肢は限られるもの。

これからは、男女問わず、より多くのオムツ交換台がトイレに設置されていきますように。

※この翻訳は、抄訳です。

Translation:mayuko akimoto

COSMOPOLITAN US