こんにちはMakikoです。

編集者になって早20年以上! 編集の仕事を長くしていると自分の生活もエディットしているんだな、と最近つくづく感じるようになりました。

日々の暮らしがちょっぴり幸せになる楽しいこと、素敵なもの、アイディアをご紹介していきます。

築地市場(東京都中央卸売市場)といえば、東京と関東近県住む人の食を支えている市場。特に水産物については、日本ばかりか世界最大級の取引規模です。 最近では外国人に人気の観光スポットということでも有名ですよね。1935年からこの地にある築地市場ですが、今年11月に豊洲に移転します。場内の飲食店も一緒に移転してしまうので、この歴史が染み込んだ風情を楽しみながら、朝ごはんを食べるのもあとわずか。そんなわけで、私の築地の師匠ともいえる友人に誘われて、先日朝ごはんを食べにいってきました。

【毎日を幸福にするヒント】早起きして築地で朝ごはんpinterest

テレビ番組でもいろいろ紹介されることが多いので、有名店もたくさんあります。そんなお店は深夜から行列で早朝の開店を待つということもあるほど、最近は盛り上がっているそうですが、私たちは人気のある寿司や海鮮にこだわらないことにしたので、集合時間は午前7時半に。この日は平日で寒く、天気も悪かったせいか拍子抜けするほど空いていて(とはいえ人気店は行列)、そのなかから「とんかつ八千代」の暖簾をくぐりました。

【毎日を幸福にするヒント】早起きして築地で朝ごはんpinterest

朝から揚げ物なんて、と思いましたが以外とペロリと食べられてしまうから不思議です(笑)。私は海老、ホタテ、そして冬の旬であるホタテのシーフドフライをいただきました。こちらのお店では曜日限定のチャーシューエッグという有名メニューもありますが、残念ながらその曜日に該当していなかったので、次回は挑戦したいものです。もちろんとんかつ屋さんであるので、とんかつもおいしいよ、と友人からのアドバイス。築地らしくアジフライも人気だとか。

【毎日を幸福にするヒント】早起きして築地で朝ごはんpinterest

そして食べ終わって、築地の師匠に連れて行かれたのが、青果を扱うエリア。何回か場内に来たことがありましたが、ここは初めて。小売もしてくれるとは知りませんでした。大好物のいちごを、仲卸のおじさんの説明をきいて、2種類買いました。市場は雰囲気に気圧されてしまいますが、わからないことはきいた方がいいですし、よほどのことがない限り親切に教えてくれます。市場で買えば安いのでは?というイメージがありますが、ここで買うものは「品質がいい」と思って買うのが正解。食べてみれば、この味なら安いくらい、となるので、つまりはお買い得というイメージなのです。

【毎日を幸福にするヒント】早起きして築地で朝ごはんpinterest

築地の師匠の友人は、朝ごはんを食べて、いちごを買って、場外でランチのお弁当の買い物など手際よく済ませて、そのまま出勤。都心に会社があるのならば、こんな"エクストリーム出社"も可能です。天候が悪い日、平日、2回転目くらいを狙った時間、なら市場での滞在時間は1時間半もあれば十分です。築地場内に行くときは、スニーカーなど滑りにくく歩きやすい靴で行くことを忘れずに。場内は人よりも荷物を運ぶターレーと呼ばれる車が優先されますし、信号などないので、周りに注意を払うこともマナーですべてが自己責任です。

【毎日を幸福にするヒント】早起きして築地で朝ごはんpinterest

私も11月までにあと何回か朝ごはんを食べに行きたいなと思っています。ちなみに、築地場外市場は場内が移転後もそのまま大部分が残るので、ご安心を。時間があるなら、場内で朝ごはんを楽しんだあと、場外をぶらぶらするのも楽しいですね。

♣ 【毎日を幸福にするヒント】の記事一覧はこちらでチェック