こんにちはMakikoです。

編集者になって早20年以上! 編集の仕事を長くしていると自分の生活もエディットしているんだな、と最近つくづく感じるようになりました。

日々の暮らしがちょっぴり幸せになる楽しいこと、素敵なもの、アイディアをご紹介していきます。

引越しシーズンの春。食器を新たに揃えたい、新調したいと思っている人も多いのではないでしょうか。最初に食器を買うならベーシックな白い食器を、と言いますが、まさしくその通りだと私も思っています。とはいえ、白い食器は100円ショップから高級ブランド品まで数多あり、その中からどれをチョイスするかは悩ましいものです。

そんな中、私が地道に集めている白い食器があります。それが「ASTIER DE VILLATTE(アスティエ・ド・ヴィラット)」のもの。デザイナーは、イヴァン・ペリコーリとブノワ・アスティエ・ヴィラッドで、そのコレクションは、19世紀の器や忘れ去られたオブジェからインスピレーションを受けてデザインされ、18世紀から続くパリのセラミック・アトリエの伝統に忠実に従ったハンドメイドで、土もパリの盆地のものを使っているのです。つまりなにからなにまでMade in France

ニュアンスのある白は、無機質な白の食器とは違って温もりを感じることができるし、どこかアンティークな風味をもった食器のデザインも素敵です。ハンドメイドなので、同じデザインでもよく見るとちょっと形が違ったりするのもご愛嬌で、気に入っています。

【毎日を幸福にするヒント】白い食器はちょっぴり贅沢に選ぶpinterest
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私が所有しているのは、シンプルなREVOLUTIONコレクションのスーププレートとロングプラッター。スーププレートは少し深さのある皿なので、実際のところスープよりもパスタやカレー皿としても使いますし、もちろんメインディッシュも。普段はここにフルーツを盛っていることが多いかな。ロングプラッターは、少しずつおつまみを乗せたり、ワンプレートディッシュとしてサラダやメインを盛り付けたりと大活躍。同じシリーズを集めれば、テーブルの統一感もありますが、それにこだわらず、これからはプレーンな丸い形のシリーズなども集めたいなと思っています。

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このハートの皿は直径が10センチ足らずの小さなもので、チョコレートをひと粒乗せたり、時にはアクセサリーを置いたりも。見るとほっこりとした気持ちになれるので、いつもテーブルの目につくところに飾るように置いています。

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そして食器ではないけれど、「ASTIER DE VILLATTE」のコレクションの中でもエクスクルーシブなSetsuko Collectionから猫型のインセスホルダーも持っています。このSetsuko Collectionは、偉大なる画家バルテュス夫人である節子さんとのコラボレーションから生まれたもの。レセプションに伺った時、一目惚れしてすぐに予約。数ヶ月後に我が家にきた時の喜びといったらありません。インセンスを焚くと、猫の口から煙が吐き出されてきます。そのユーモラスな風景といったらありません。最近こちらのシリーズに、猫型ティーポットが新たにラインナップされて、猫好きなのでいつかは手に入れたいと狙っています。

さて、食器からすこし話がずれてしまいましたが、白い食器はシンプルな分、長く愛用できるので、自分が気に入ったものを集めるのがおすすめです。他にも白い食器は持っていますが、「ASTIER DE VILLATTE」は私が出会ったものの中でも、特別なお気に入りで、値段もすこし高めなので少しずつ集めているというわけです。特別なものは大切に扱うので愛着もわきます(これはどの食器にもいえることですが)。そしていい器は料理を引き立ててくれるという効果もあるということは言うまでもないこと。最初からフルセット揃えるのではなく、気に入ったものに出会うまで買わないのが私流の買い方。いつも青山のH.P DECOで買い求めています。

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