オーストラリアのメルボルンへは偶然行くことに
本当はシドニーでモデルをしたかったんです。しかしモデルエージェンシーを10カ所以上まわるも受け入れてもらえず。そこで、メルボルンに行ってダメなら諦めようと思っていたのですが、なんと一番入りたかったエージェンシーに受け入れてもらえたんです! そこからメルボルンでの生活がスタート。(前回の記事、私の自己紹介もぜひご覧ください)
メルボルンでのローカルなモデルのお仕事
ローカル誌や、若手デザイナーが多く、ファッションウィーク(MSFW)で盛り上がる街、メルボルン。私の最初の撮影は、Fashion Journal(ファッションジャーナル)というおしゃれなローカル誌でした。
ランチ休憩の時間に「ベジタリアン?」と聞かれて違うと答えたら立派な寿司の出前が出てきてびっくり! オージーは仕事中でも食事を疎かにしません。だって大切なことですよね、エナジーがないと働けません!
ベジタリアンじゃなくても楽しめるベジタリアンカフェ
そう、オージーはベジタリアンが多いんです。なので、ベジタリアンカフェはどこもレベルが高い! ベジタリアンじゃない人でも十分満足できる味です。
オススメのレストランMoroccan Soup Bar(モロッカンスープバー)は大人気。また行きたい! そこはコンテナを持ってくるようにと書いてあって、量が多めなので残してしまった時に持って帰ることをすすめているんです。エコですね。
オーガニックライフ
メルボルンでの楽しみは野菜からコスメまで扱うオーガニックグロッサリーストアや、ローカルな八百屋さん、カフェなどのオーガニック巡り。 あの有名なボタニカルコスメAesop(イソップ)はメルボルンで生まれたブランド。それ以外にもローカルでフレッシュなオーガニックコスメがたくさん。
そんなオーガニックの根付いた街の人々は、オーガニックのグレードだけでなく、環境や動物への配慮にまで気をつかっています。そこからナチュラルなライフスタイルを送るヒントをもらいました。
ローカルをこよなく愛すメルボリアン
グロッサリーストアやコスメショップ、カフェにはローカルをアピールするサインがたくさん!
よく、ホームメードのスープなどに「made with love(愛情を込めて作りました)」と書かれていて、私はその言葉がお気に入りでした。
メルボルンのお店はローカルへの愛に溢れていて、そんな街の雰囲気が自分のライフスタイルを好きになるきっかけを与えてくれてました。
フレンドリーなオージー
そんなローカル重視なオージーですが、オープンマインドで他国のカルチャーを知ることが大好き。特に日本の文化が好きな人が多く、あんなにも英語のできなかった私をファミリーのように迎えてくれたオージーの友達やモデルエージェンシーのスタッフに感謝してもしきれません!
街では知らない人同士でもちょっとした会話は当たり前。ご近所付き合いも深く、都会なのに日本の田舎のような雰囲気です。
お金をかけなくても楽しめることがたくさん
おしゃれなカフェ、アートスペース、コミュニティパーク、ミュージックフェスなど、イベントが盛りだくさん!
コーヒー好きのローカルな友達が教えてくれるような特別おしゃれなカフェ。そこで友達と過ごす時間は本当に特別なものになります。古いバーでは頻繁にライブが開かれていて、10豪ドル(約880円)という安さでローカルアーティストのライブをみに行きました。その思い出はプライスレスです!
オージーはデイライフもナイトライフもとことん楽しむ天才です!
ホームパーティでめざめたヘルシー料理
オーストラリアでの楽しみと言えばピクニックとホームパーティは外せません。
お料理好きの人が本当に多くて、美味しいお肉とソースの組み合わせや、卵やバターが入ってないとは信じられないくらい美味しいベジタリアンケーキまで、とってもインスパイアされました。
そこからが私のヘルシークッキングの始まりで、白砂糖なし・ノンデイリー・ローフードなど色んなレシピを試し、友達に振る舞うなどして、今のナチュラルクッキングに至ります。
ヘルシー志向なオージー
ヨーロピアンテイストでおしゃれな街でにもかかわらず、すぐ近くに広い公園やビーチもあり、少し遠出をすれば大自然。こんな自然溢れるグッドバランスな街では外で体を動かしている人がたくさん。
モデルも筋肉質やグラマラスな人が多く、ガリガリな人はほぼいませんでした。
そんなオージーに影響された新たなフィットネス感覚や、ナチュラルクッキングについては後の回でたっぷりお話ししたいと思います。
今こうして書いていたらメルボルンに帰りたくなってしまいました。メルボルンは私にとって心の故郷です。
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