1人で過ごす時間は充電して、リラックスするのにもってこい。そんなときに、ふと自分以外の人は人付き合いを楽しんでいたり、自分よりも多く友人がいたりすると、寂しく感じてしまうことも。<Red>によると、SNSには他人が楽しんでいる写真が溢れているため、このような感情を助長しているのだとか。
学術誌『人格・社会心理学ジャーナル』で発表された研究によると、私たち多くは「自分は、知人よりも友だちの数が少ない」と感じているそう。
この調査に参加したのはアメリカのブリティッシュコロンビア大学の1年生。友だち関係について彼らに質問したところ、研究者らは彼らの約半分(48%)は、「他人よりも自分の友だちの数が少ない」と感じていることが分かったそう。
一方で、友だちよりも自分は人気があると感じていたのは彼らの31%だったとか。
私たちは友人が遊びに出かけて楽しんでいる姿だけをSNS上で目にするため、実際よりも自分に人気がないと思い込んでしまうと研究チームは指摘。
「外食やグループ学習などの社会的なアクティビティは、喫茶店や図書館などの人目につく場所でなされるため、学生たちは友だちの方が自分よりも活発な人付き合いをしていると思いがちです。そう思うのは、ひとえに彼らが1人で食事をしたり、勉強をしたりする姿を見ないからです」と、研究共著者の1人であるフランシス・チェン博士は解説する。
これから、SNSで友だちが楽しそうにしている姿を見ても、孤独に感じる必要は一切ないと自分に言い聞かせて。
※この翻訳は、抄訳です。
Translation: Rubicon Solutions, Inc.