知能は遺伝するか否か、という話題については、様々な意見があるよう。努力と環境次第でいくらでも伸びるとする見方が強い一方で、遺伝の影響を科学的に指摘する研究も多数。

今回コスモポリタン アメリカ版から紹介するのは、遺伝による影響の中でも、特に母親の知能が子どもに遺伝するという情報をまとめた記事。

心理学サイト<Psychology Spot>によると、人間は、母親から受け継いだものか、父親から受け継いだものかによってその働きが異なる、条件付きの遺伝子を持って生まれてくるのだとか。そして知能については、母親からの遺伝子の影響が大きいそう。

その理由はこう。知能に関わる遺伝子は染色体Xにあり、女性は染色体X2なので、子どもたちが母親から知能を受け取る可能性は父親の2になるというわけ。

さらに、もしも父親の知能がいくらか遺伝したとしても、母親から来た遺伝子でなければあまり脳に影響がないのだとか。「同じ遺伝子が父親から受け継がれたとしても、不活性化するのです」。その一方で、「もちろん、他の遺伝子においては、逆に働くものもあります。つまり、父親から受け継いだものしか活性化しないのです」とのこと。

つまり、人間の知能=女性からの知能ということに? <Psychology Spot>には「独身女性はノーベル賞受賞者の遺伝子を求めて精子バンクに走る必要はないのです。むしろ、女性の知能こそ再評価を迫られているのです」という一文も。

となると、学歴や職業など、今後は女性がパートナーに求める条件にも変化が生じてくるかも…?

※この翻訳は抄訳です。

Translation:mayuko akimoto

COSMOPOLITAN US