子どもの爪噛みをやめさせたい親御さんはもちろん、大人になっても爪噛みをやめられずに困っているという人も、実は少なくないよう。ところがコスモポリタン イギリス版によると、ある研究により、この爪噛みに意外な効用があることが判明したんだとか。

長年、悪い習慣だと思われてきた爪噛み。アメリカの小児科専門誌<Pediatrics>に発表されたある研究では、ニュージーランドの1,000人以上の子どもを対象に、彼らの爪噛みと指しゃぶりのクセを、実に6年間にわたって追跡したそう。そして彼らが10代に入った時点で、いくつかの一般的なアレルギー検査を受けてもらったところ、幼い頃に爪噛みによってバクテリアや他の微生物を摂取していると、免疫システムが感染と闘うように促されることが判明したとのこと。

たしかに、アレルギーの発症率は幼少時に動物のフンに含まれるエンドトキシンをどれだけ摂取したかに関わっているとの報告も。爪噛みがベストな選択かどうかはさておき、人間には適度な細菌の摂取が必要ということのようです。

※この翻訳は抄訳です。

Translation:mayuko akimoto

COSMOPOLITAN UK