きちんと掃除と整頓がなされた家は、住人にとってもゲストにとっても気持ちのいいもの。掃除と整頓がデキる人は仕事もプライベートも嫌味なほど完ぺきにこなす確率が高いだろうし。その反面、だらしない人は、そんな人たちを目の当たりにして自己嫌悪におちいり、「自分もきちんとした生活をしなきゃ!」とプレッシャーを感じがちでは? でも、そんなあなたに朗報となる記事をコスモポリタン イギリス版からお届けします。

結論から言うと、掃除や片付けをする必要なんて、ナシ! ミネソタ大学が行った研究の結果、部屋の汚い人は知性が高い上、創造性も高いことが判明。だから、部屋がぐちゃぐちゃだって、正々堂々としていればいいということ。

研究によると、汚部屋の住人と整理整頓派の人は同じ数のアイデアを生み出したものの、散らかった環境(例:服が床、机などに脱ぎ捨てられ、書類が散乱するあなたの部屋)にいる人は、よりクリエイティブでおもしろいアイデアを浮かべたんだとか。

さらに、定評のある既成品と個性的なコンセプトを持つ新製品のどちらを選ぶか聞かれた場合、汚部屋に住む人は新製品を選ぶ確率が多いことも判明したそう。それはつまり、彼らは既存の概念にとらわれず、新しいことにチャレンジする意識が高いことを意味している。

またこの研究から、整頓された部屋に住む人は慈善団体に寄付したり、チョコレートの代わりにりんごを食べるなど、「正しい」ことをする傾向が高いということがわかった。

つまり、きれいな部屋に住む人はいわゆる「キチンとした人」だけど、必ずしも生産性が高いわけではないらしい。だったら汚部屋に住んだほうが、よりクリエイティブな考えができるようになるかもしれないってこと!?

では、今日帰ったら、ベッドをあえて整えず、靴下を床に脱ぎ散らしてみて。あなたの創造性が刺激されるかも。

※この翻訳は、抄訳です。

Translation:Rubicon solutions

COSMOPOLITAN UK