ハロニチハ! ティガラです。みんな元気?

めっちゃ暑い日が続くけど、夏バテせずにしっかり夏を楽しんでる? やっぱり夏はいいねー! たくさん出かけると、その分色んな出会いがあるもんね。ティガラもこの夏、急に数年ぶりのモテ期に突入したから、忙しい仕事の傍ら、楽しいプライベートも送ってるよ♡

でも、モテ期って人生でなかなか来ないからね。この期間、大切にします!(笑)

さて、前回のロザンゼルス編に続き、今回のテーマは「海外で働く」のフランス編をお届けします。ティガラは、東京生まれで東京育ちなんだけど、フランス人が作った学校に通って小学校からフランス語を習っていたり、ユニバーサル所属のアーティスト時代に2枚目のアルバムを作るためにパリに2年半住んでいたりしたから、フランスのことやフランス人について、実は詳しいんです。しかも、高校時代に付き合った人生で初めての彼氏もフランス人だったから(!)、フランスとは何かと縁があります(笑)。

海外で働くためには、「その国の文化」と「コミュニケーション」を知らないといけません。というわけで、今回はフランスで働いた実体験から、フランスならではの特徴について、いくつかお伝えしたいと思います!

1. 仲良くなるのに時間がかかるけど、リアルな関係を築く

これは多分、最初にフランスに来ると一番感じることだと思います。何だか「みんな冷たい」と。アメリカ、カナダ、イギリス、オーストラリアなどの英語圏の国では、通りすがりの他人ともすぐフレンドリーに話しかけてくれるし、出会った1日目ですごく仲良くなることもあります。でも、フランスではそれがなかなかないんです!

でもそれは、フランス人が冷たいのではなく、"リアル"でいることを大事にしているから。現実的に考えて、出会ってすぐに「私たちベストフレンド!」とはならないですよね? 本当の友人関係は、時間をかけて少しづつ深く築いていくもの。だから、フランスでは急いで、無理に誰かと仲良くすることはないんです。あくまでも自分のペース。だから、初対面で急に仲良くなるとか、知らない人にものすごく優しく色々助けてあげる、という習慣があまりありません。

でもその反対に、仲良くなっていったら本当に優しく、家族のように気遣ってくれます。だから、初対面であまりフレンドリーじゃなくても、気にせずゆっくり仲良くなってみて♡

2. 週末やバカンスがあってこその人生

フランス人は、本当にオンとオフがしっかりしています。夜の7時以降は、仕事の電話を取らないとか、むしろかけてくる方が失礼だとよく耳にします。週末も、友達や家族とプランを立てて、仕事は持ち込まないし、国の法律で、30日の有給休暇があるので、ほとんどの人が長期でバカンスに出かけます。みんな「今年の夏はどこに行こうかなー」と1カ月の夏休みのプランを立てるのが、毎年恒例(う、羨ましい)!

しっかり休むからこそいい仕事ができるって考えてるし(本当にそうだね)、やるべき仕事をさっさと終えて早く帰りたいと思ってるから、生産性が高いんです。そう考えると、オンとオフのバランスはかなり理想的!  やっぱり、フランスみたいなライフスタイルは憧れるね♡

3. 生活は、かなりマイペース

長期バカンスを楽しむ国民性だからか(?)、日本に比べて時間にゆるいです(笑)。基本、待ち合わせの時間ぴったりに来る人には会ったことがないくらい。特にティガラが出会った人たちは、アーティストがほとんどだったからかもしれないけれど、アフリカ系フランス人とかは、やっぱりアフリカンタイムが抜けないようで、平気で1~2時間の遅刻はザラ(苦笑)。

日常生活の中でも、スーパーのレジが激コミなのに、店員さんもお客さんも誰も急がない…という光景は日常茶飯事。日本の感覚でいたらストレスが溜まりそうだけど、逆に忍耐強くなって、小さなことを気にしない技を身につけられる、と考えたら前向きかな(笑)。でも、ティガラも実際に住んでみて、前よりも器が大きくなったと思うから、結果的にはいい経験だったと感じてます! ぜひ一度、このマイペースなライフスタイルを味わってみて♡

「郷に入っては郷に従え」ということで、前半では暮らしの参考なる日本との文化の違いをお届けしました。参考になったかな? 次は(後編)、更にフランスの恋愛事情についてもお届けするので、お楽しみに♡

では、またね!

ティガラでした☆