北極と南極を除き、世界でもっとも乾燥している場所として知られているのが、チリにあるアタカマ砂漠。北部に位置するこの砂漠には、年間約0.6インチ(約1.5センチ)程度の降雨量しかないそう。

Town & Country>によると、普段は以下の画像のように、乾燥した不毛地帯であるとのこと。

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ところが、想定外の集中的降雨の後、同砂漠には野生の花が一斉に咲き乱れたそう。<BBC>によれば「desierto florido(砂漠の花畑)」として知られるこの現象を一目見ようと、チリ全土はもちろん、世界各地から観光客が訪れていると伝えている。

この現象は一般的に4~5年に1度程度しか発生しないものの、今回に限っては2年ぶりとのこと。ちなみに、2年前の2015年、24時間に2インチ(約5センチメートル)の鉄砲水が発生したことが、花が咲いた要因だったよう。

この地域には200種類以上の植物が生息することが知られており、観光関係者は<BBC>に対し、こういった植物は異なる時期に芽生えるため、近いうちに様々な植物が花を咲かせることが予想されるとコメント。

花が咲くのは9月から11月にかけての時期なので、秋の旅行先がまだ決まっていないのであれば、アタカマ砂漠を訪れてみては!?

現在咲いている紫の花に加え、黄色、白、青い花も咲き始めているそう。

ただし、チリに旅行する際、チリに咲く花は政府によって保護されているため、花を摘むのは違法行為になるので要注意。砂漠の花、一度は見てみたい!

※この翻訳は、抄訳です。

Translation: Rubicon Solutions, Inc.

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