人気プラスサイズモデルとして、また、ボディアクティビストとして自分の体を愛するためのメッセージを発信し続けているイスクラ・ローレンスさん(26歳)。

コスモポリタン アメリカ版によると、現在下着ブランド「Aerie」の広告塔をつとめる彼女が、Instagramで新たなメッセージを発信したよう。

その投稿がこちら。

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お腹のお肉だって美しいわ。

人々が「お腹のお肉は醜い」と思うのは、それがメディアでは映されないから。体重が増えることを恥だと感じたり、太ると笑い者にされる…と考える一部の人たちがいる限りはね。でも、メディアに映っているものが"真実"ではないし、この状況をそのままにしておくわけにもいかない。

お腹にお肉があったとして、それがたるんでいようと何だろうと、あなたの美しさを決める基準にはならないの。だから私は、気を抜いてる時の写真と、ポーズを決めてる時の写真を並べて、いかに体の見せ方が簡単にコントロールできるかってことを、みんなに見せたかった。

13年間モデル業界で働いてきたけど、ランジェリーや水着の撮影をした時、使われるのはほぼ毎回、お腹が平らに見える角度の写真ばかり。だから私も長年、"そういう体型じゃなきゃいけないんだ"って思わされてたの。お腹や背中のお肉が写った写真を見た誰かが、「この"欠点"部分が無い方がより美しいし、消費者の購買意欲をかき立てる」って決めつけてしまってたのよ。

でも、時代は変わりつつある。お腹や背中にお肉のついたプラスサイズモデルが、雑誌のページを初めて飾った時のことを覚えてるわ。最初の「Aerie」の撮影で、スタッフが「ポーズは取らなくていい。ありのままの君が見たいんだ」と言ってくれた時のことも。そして実際にキャンペーン広告が世に出て、お肉がついたままの自分の身体を見た時、本当に衝撃的だった。でもその衝撃は、すぐに喜びに変わったの。その"欠点"があるからといって、私が美しくないわけじゃないって彼らが教えてくれた。モデルが"完璧"である必要はないと知ることは、とても勇気づけられる出来事だったわ。「Aerie」の皆さん、そして、誰かの人生を変えるかもしれないこのムーブメントを突き動かすクリエイターの皆さん、どうもありがとう。

これが、私が3年前にInstagramを始めて、「#everybodyisbeautiful」というハッシュタグを作った理由よ。だって、私たちはみんな等しく、"不完全だからこそ完璧な身体"を持った美しい存在なんだから。

彼女のこの投稿には、2日間で19万件を超える「いいね!」と、2000件以上のコメントが。

イスクラさんをはじめ、多くのボディアクティビストたちの活動によって、人々の意識が少しずつ変化しつつある昨今。

今の自分を愛するために、ちょっぴりジーンズにお肉が載っても「まあ、いっか」と受け入れることから、まずは始めてみませんか?

※この翻訳は、抄訳です。

Translation:伊藤 由佳里

COSMOPOLITAN US