不妊治療の1つとして、代理母出産が認められているアメリカ。コスモポリタン アメリカ版から、そんな「代理母出産」にまつわるニュースをお届け。

テネシー州ナッシュビル在住のホイットニー・ブリットさんは、妊活、不妊治療を、5年間に渡って行っていたそう。体外受精にも挑戦したものの、残念ながら妊娠・出産に至らず、夫とともに代理母出産を決意。すると、ごく身近な人が代理母を引き受けてくれたのだとか。

それがホイットニーさんの高校時代からの親友、ジェイミー・ハウエルさん。決断をした2014年、<KARE11>のインタビューで、「ホイットニーにチャンスをあげたかったの」と語ったジェイミーさん。彼女は当時38歳で、夫との間に既に2人の男の子がいて、夫妻はこれ以上家族を増やすことは考えていなかったそう。ただ「親友の力になりたい」という思いから、代理母になることを決意したのだとか。

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その後すぐに、ジェイミーさんへの治療がスタート。ホイットニーさんによると「治療は大変なことばかりだったけど、ジェイミーは全力で頑張ってくれた」とのこと。

「14歳で出会った私たちの友情がこんな結果をもたらすなんて、想像もできなかった」

最初の受精卵移植は残念ながら失敗。そして2015年3月に妊娠したものの、胎児の成長が途中でストップしてしまったそう。その後進展しないまま時が流れ、ホイットニーさんが諦めかけたところに、ジェイミーさんから再び妊娠したという知らせが。

治療中も妊娠中も、ホイットニーさんとジェイミーさんは毎日のように話をしては、通院やベビーシャワーも一緒に行なったのだとか。ホイットニーさんと夫は妊娠したジェイミーさんに対して、洋服、食べ物、そして彼女の保険でカバーしきれない医療費を負担したとのこと。こうして2016年6月2日に待望の赤ちゃん、クルーズ・アッシャー・ブリット君が誕生。

「生後1日半で、すでに私たちをメロメロにしている息子。目が離せないわ。とにかく感激よ」

クルーズ君が生まれる前、ホイットニーさんはジェイミーさんと撮った昔と現在の写真に、「私たちの小さな奇跡がこの明るい世界にやってくるまで、あと数週間。愛や感謝の気持ち、期待、そしてこれが夢じゃないという事実に圧倒されそう。でもしっかりしなくちゃ! クルーズ・アッシャー・ブリット、ママはあなたに会って、全身にキスするのが待ちきれないわ!」というコメントを添えてInstagramにアップ。その後まもなく、ホイットニーさんの長年の願いは現実のものとなったのでした。

※この翻訳は、抄訳です。

Translation: Captain & Me, Inc.

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